1: 名無しさん
DaVinciで動画を1.5倍速にしたら声がゴロゴロ重低音ノイズみたいになるの謎すぎるんだが。
2: 名無しさん
それな。ピッチ補正外すと甲高い声になるし、入れると音が濁って崩れるのどうにかしてほしい。
3: 名無しさん
前は普通にクリアに聞こえてたのになんで急におかしくなるんだ?原因と直し方教えてくれ!
DaVinci Resolveで動画の速度を変更した際、ピッチ補正を入れると音声が濁ったりゴロゴロとした異音が発生する現象は、内部のタイムストレッチ処理と音声データの規格による演算干渉が原因です。以前は問題なかった場合でも、読み込んだ素材のサンプルレートや圧縮形式の違いによって処理の挙動が変化します。
倍速時のピッチ補正で音声がゴロゴロ濁る仕組み
DaVinci Resolveの仕様上、クリップの速度を変更する際に「ピッチ補正」を有効にすると、音声の音高(ピッチ)を維持しながら時間軸だけを圧縮するタイムストレッチアルゴリズムが作動します。この処理は、音声を非常に短い単位で細かく分割し、引き伸ばしたり重複させたりしながら再構築する高度な計算処理を行っています。
しかし、タイムラインに配置された音声データのサンプルレート(例えば44.1kHzや48kHzなど)と、プロジェクト全体の音声設定に違いがある場合、アルゴリズムが正確に波形を再構築できなくなります。その結果、分割された音声波形のつなぎ目でデータが破損し、粒子の粗い「ゴロゴロ」としたノイズや濁りとなって再生されます。
特に、スマートフォンなどで録音された圧縮音声フォーマット(AAC形式など)をそのままタイムラインに読み込んで倍速化した場合、デコード処理とピッチ計算が同時にリアルタイムで行われるため、処理が追いつかずに音声が歪む現象が発生しやすくなります。
ピッチを維持したままクリアな倍速音声を作る方法
リアルタイムのタイムストレッチ処理による負荷や波形の破綻を防ぐには、倍速処理を行う前に音声を標準的な非圧縮フォーマットへ揃えるか、ピッチ補正後の状態をデータとして確定させる手順が必要です。
最も有効な手段は、使用する音声ファイルをあらかじめリニアPCM形式(48kHzのWAVファイル)に変換してからDaVinci Resolveへ読み込ませることです。圧縮のない波形データにすることで、タイムストレッチ演算の精度が大幅に向上し、音質の劣化を抑制できます。
すでにタイムライン上で倍速設定とピッチ補正を行っている場合は、Fairlightページを開き、該当するオーディオトラックに対して「バウンス処理(新規トラックへのレンダリング)」を実行する方法が確実です。再生時のリアルタイム計算ではなく、一度書き出された静的な音声波形として置き換わるため、ゴロゴロとしたノイズが消失し、元のピッチを保ったままクリアな音声が得られます。
まとめ
ピッチ補正時の音ノイズは、タイムストレッチ演算処理と素材のサンプルレートや圧縮形式による干渉が原因である。
圧縮音声素材を使用する場合は、あらかじめ48kHzのWAV形式に変換してから配置することで歪みを防げる。
速度変更後にFairlightページでオーディオのバウンス処理を行い、リアルタイム計算を解除することでクリアな音質に確定できる。
再生速度変更時のピッチ補正は演算負荷が高く、素材のフォーマット依存が強い機能です。リアルタイム再生に頼らず、事前にフォーマットを統一するかバウンス処理で波形を書き出すことで、音質の歪みは物理的に回避されます。


