1: 名無しさん
VTuberって同じ事務所のメンバーが作ったオリ曲のカバー動画とか全然出さなくない?
2: 名無しさん
言われてみればボカロとか有名アーティストの曲ばっかりだな。大人の事情でもあるんか?
3: 名無しさん
身内の曲歌った方がファンも喜びそうなのに何でなのか仕組みを教えてほしい
VTuberの歌ってみた動画では、同じ事務所に所属するメンバーのオリジナル曲が選ばれるケースがあまり多くありません。これには個人の好みの問題ではなく、動画の露出を高めるための選曲戦略や楽曲にまつわる権利関係の仕組みが影響しています。
歌ってみたで再生数を伸ばすための選曲アルゴリズム
動画プラットフォームにおける歌ってみた動画の選曲は、楽曲自体の認知度や検索数に大きく左右されます。プラットフォームの推薦アルゴリズムや検索システムは、日々多くのユーザーが検索している話題の楽曲や、SNS上でトレンド入りしている曲を優先して表示する仕組みになっています。そのため、どれほど認知度のあるVTuberのオリジナル曲であっても、一般層まで浸透しているヒット曲や知名度の高いボカロ曲と比較すると、プラットフォーム全体での検索ボリュームには差が生まれます。動画の露出を増やし、新規の視聴者を獲得するという目的においては、世間で既に認知されている楽曲を選ぶ方が優位に働きます。例外的に、SNSなどで大きな話題となり一般層まで流行したVTuberの楽曲は頻繁にカバーされますが、基本的には検索数の多さが選曲の判断基準となります。
事務所内の楽曲カバーにおける権利とプロデュースの仕組み
同じ事務所に所属している場合であっても、楽曲の権利関係が単純であるとは限りません。オリジナル曲の制作には、外部の作詞家や作曲家、編曲家、楽曲を流通させるレーベル会社など複数の事業者が関わっています。これらの楽曲を二次利用としてカバー動画化する際には、原盤権や出版権の許諾確認が必要となり、収益化の配分や使用条件の調整が生じます。一方で、一般的なヒット曲やボカロ曲の多くは、音楽著作権管理団体を通じてカバー許諾の手続きがシステム化されているため、配信者側にとっても権利処理のハードルが低く設定されています。また、事務所内のメンバー同士でコラボレーション企画や記念イベントを行う際の目玉コンテンツとして、楽曲のカバーや交換企画を温存しておくというプロデュース上の理由もあります。普段から頻繁にカバー動画を出さず、特別なイベントのタイミングに合わせることで、話題性を最大化させる運用が行われています。
まとめ
プラットフォームの検索数や推薦システムの影響により、世間一般で既に認知されているヒット曲やボカロ曲の方が動画の露出面で優位になるため。
オリジナル曲には外部のクリエイターやレーベルが関わっており、著作権管理団体を通した一般的な楽曲よりも権利許諾や収益化の調整が必要になる場合があるため。
事務所内での楽曲カバーは、大型イベントや特別企画の目玉コンテンツとして活用するためにあえて頻度を調整している側面があるため。
VTuberの歌ってみた動画における選曲は、プラットフォームでの露出効果、権利処理のシステム、プロモーションの展開時期など、複数の要因に基づいて判断されています。


