【過去問動画】YouTubeに上がっている資格試験の過去問って著作権違反じゃないの?

1: 名無しさん
YouTubeで資格の過去問動画よく見るけどこれって法的に大丈夫なのか?

2: 名無しさん
ただ問題と答え流してるだけのやつもあるよね。消されないのが不思議。

3: 名無しさん
どこからがセーフでどこからがアウトなのか基準を知りたい。

 

ネット上には資格や検定の過去問を扱った動画が数多く存在しますが、著作権の観点から問題がないのか心配する声は少なくありません。一見すると問題集の内容をそのまま動画化しているように見えても、配信の目的や構成によって合法と違法が明確に分かれます。

 

過去問を動画で流す行為がアウトになる境界線

ひかわ
問題と答えをそのまま載せているだけの動画って、やっぱり違法になるのかな?

 
試験の問題文や解答には著作権が存在するため、権利者の許可なく複製や公開を行う行為は原則として認められません。動画内に過去問を掲載して配信する場合、単に問題文と答えを表示するだけの構成であれば、著作権の侵害にあたる可能性が極めて高くなります。実際に、過去の問題をそのままスライドショー形式で流すような動画は、権利者からの申し立てによって削除されるリスクを常に抱えています。
一方で、試験当日の解答速報など例外的な扱いをされる場面を除き、許可を得ずに掲載しても問題がないとみなされるには著作権法上の引用という要件を満たす必要があります。引用として認められるためには、動画のメインコンテンツが自前の解説や解き方のレクチャーであり、過去問はその説明に必要な範囲内で補足として使われているという主従関係が成り立っていなければなりません。

動画が引用として認められるための必須条件

ひかわ
自分で作った解説が中心になっていれば、問題文を画面に出しても平気なの?

 
解説動画として成立させるためには、画面上に掲載する問題文の量を必要最小限に抑えることが求められます。例えば、一問一答の形式で一問ごとに丁寧な解き方の手順や考え方を説明し、動画の大部分が独自の解説で占められている状態であれば、主従関係が明確であると判断されやすくなります。
また、どこから引用した問題なのかという出典の明示も絶対に欠かせません。主催団体の名称や試験名をしっかりと記載し、視聴者が元データを確認できる状態にしておく必要があります。解き方の指導や分析がメインであり、引用元が明記されている動画であれば法律上の条件をクリアしていると考えられますが、解説が乏しく問題文の掲載がメインになっている場合は違反とされるのが現実です。

まとめ

  1. 過去問と解答を表示するだけの動画は著作権侵害になる可能性が高い

  2. 独自の解き方や詳しい解説が動画のメインであれば引用として成立する

  3. 問題文の掲載量を最小限にし出典を明確に記載することが求められる

動画で過去問を扱う際は、単なる問題の転載ではなく独自の解説を中心に構成し、正しい引用の手順を踏んでいるかどうかが判断基準となります。