【ソフトウェア】新種のアプリがもう生まれないのはなぜ?機能が行き詰まる構造的な理由

1: 名無しさん
最近ワクワクするような全く新しいソフトとかアプリが出なくね?

2: 名無しさん
それな。見た目が変わるか既存の機能が混ざるだけでネタ切れ感すごいわ。

3: 名無しさん
技術は進んでるはずなのにどうしてこうなるの?詳しい仕組みを教えてほしい!

 

新しいアプリやWebサービスが登場しても、どこかで見た機能の組み合わせに感じられる場面が増えています。これは開発者のアイデア不足ではなく、ソフトウェアという仕組み自体が提示できるパターンの上限に達しているためです。

 

画面内で完結する基本機能が出尽くした背景

ひかわ
昔みたいに画期的な新ジャンルのソフトが出てこない気がする。

 
画面と入力機器を使って操作するソフトウェアの仕様上、ディスプレイの中で行える処理のパターンはすでに網羅されています。文字を書く、計算をする、絵を描く、音を鳴らす、データを分類するといった基本動作は、コンピュータが普及する以前から存在していた道具や事務作業の仕組みを画面上に再現したものです。
基本的な道具のデジタル化が一通り完了した段階で、ソフトウェアの主な役割は出揃いました。近年登場しているツールも、既存の機能を組み合わせたり、処理速度を向上させたりした派生型に留まります。画面上の操作体系そのものが変わらない限り、独立したソフトウェアとして全く新しいカテゴリが発生することは構造的に起こりにくい状況です。
 

新技術の主役がプログラムから周辺機器へ移行した理由

ひかわ
最新のAI技術とかが発展してもソフトの形は変わらないのかな?

 
近年進歩している高度な予測技術や自動処理システムは、プログラムコードそのものの発想によるものではなく、処理するデータの量や解析基盤の進化によって成立しています。ソフトの構造が新しくなったのではなく、裏側で計算するデータの扱い方が変わった状態です。
また、SF作品に出てくるような身体や神経と直接通信する技術が実現した場合、それは純粋なソフトウェアの領域ではなく、ハードウェアや生体インターフェースの分野になります。現代において新しい機能を実現するための軸足は、画面の中のプログラムから、各種センサーや外部アタッチメントといった物理的なデバイスの側へ移っています。単体のソフトウェア開発だけで世の中の仕組みを一変させるような新種を生み出すことは、技術の構成上難しくなっています。
 

まとめ

  1. 画面と入力機器で完結する基本的なツールの役割はすでに出尽くしている

  2. 近年の技術進化はプログラムの構造ではなく扱うデータ量の増加によるもの

  3. 新たな機能拡張はソフト単体ではなく物理的なセンサーやハードウェア側が担っている

ソフトウェアは単体で新しいジャンルを創出するフェーズを終え、外部機器や通信データを繋ぐための基盤として機能するフェーズに入っています。