1: 名無しさん
原神配信してた本多真梨子と藍沢エマが急にBANされたの何があったんだ?
2: 名無しさん
FUTURE TVって会社から著作権申し立て食らったらしい。鳴潮とかテンセントの嫌がらせって噂マジ?
3: 名無しさん
アルレッキーノ戦で一般配信者も全員止まってるっぽい。これ何が起きてるのか誰か時系列で教えてくれ!
原神のゲーム実況配信を行っていた声優や大手VTuberが、「FUTURE TV」という企業からの著作権申し立てによって配信を強制停止される騒動が起きています。SNS上ではライバル作品や特定企業による嫌がらせ通報ではないかという憶測が飛び交いました。
声優やVTuberの原神配信が相次いで強制BANされた経緯
トラブルが発生したのは、複数の実況者が原神の最新ストーリーやイベントを生配信していたタイミングです。声優の本多真梨子氏がゲーム内の「アルレッキーノ伝説任務」を配信していた際、終盤の重要シーンを迎えたところで画面が突然ブラックアウトし、配信が強制終了させられる事態が発生しました。同時期に、ぶいすぽっ!所属のVTuberである藍沢エマ氏がゲーム内の夏イベントを配信していた枠や、魔神任務を配信していた一般の実況者の枠でも、同じように配信が停止したりアーカイブが閲覧不能になったりする事例が相次ぎました。
配信管理画面に表示された停止理由は、いずれも「FUTURE TV(未来电视)」という組織からの著作権侵害の申し立てによるものでした。公式キャストである声優や人気配信者が、規約に従って公式のゲームプレイを配信している最中に突如として権利侵害のペナルティを受けたことで、視聴者や配信者の間で大きな混乱が巻き起こりました。
ライバル作品やアンチによる嫌がらせ説が浮上した背景
申し立て元の名義である「FUTURE TV」を調べた一部のユーザーから、競合タイトルである「鳴潮」の開発元や、中国の大手IT企業であるテンセントが関与した攻撃ではないかという疑惑が持ち上がりました。原神と鳴潮はオープンワールド作品として比較される機会が多く、以前から一部の過激なコミュニティ同士で対立が続いていた背景があります。そのため、相手側を標的にした意図的な著作権通報が行われたのではないかという陰謀論が急速にSNS上で拡散し、ゲーム同士の叩き合いに発展しました。
しかし、この嫌がらせ説は事実関係と大きく矛盾しています。FUTURE TV(未来电视)の企業構造を確認すると、株式の約60パーセントを保有する筆頭株主は中国の国営テレビ局であるCCTV(中央広播電視総台)系列です。テンセントは約20パーセントを出資する少数株主の1社に過ぎず、別会社である鳴潮の開発元がFUTURE TVの持つ著作権管理権限を動かすことは不可能です。また、YouTubeで意図的に虚偽の著作権申請を行えば、アカウントの権利剥奪という重い制裁を受けるため、企業が他社作品を潰すために虚偽通報を行う動機そのものが存在しません。
視聴者ゼロの検証で判明したAIによる自動誤検知の正体
この問題の本質は、人の手による通報ではなく、YouTubeの自動権利識別システムである「Content ID」の誤作動です。騒動の直後、有志の配信者が視聴者ゼロの深夜枠でテスト配信を行ったところ、アルレッキーノ伝説任務の戦闘終了直後に全く同じタイミングで自動的に警告が届き、配信が切断される現象が確認されました。誰にも見られていない配信であっても確実に停止することから、人手による監視や通報ではなく、機械的なアルゴリズムによる自動判定であることが証明されています。
これは、テレビ局側が自社の放送番組をYouTubeの著作権データベースに登録する際に発生した運用ミスです。テレビ番組のBGMとして原神の楽曲や劇中歌が使われた際、番組制作側が第三者の著作物であるゲームBGMの権利除外設定を行わずに、番組丸ごとの音声を自社固有の権利物として登録してしまいました。その結果、YouTubeのAIが「原神のBGM=FUTURE TVの著作物」と誤認し、該当のBGMが流れる配信を片っ端から著作権侵害として自動検知する事態に陥りました。
過去にもテレビ番組内で使用された任天堂ゲームの音楽やジャニーズ楽曲を巡り、一般のゲーム実況動画が一斉に誤検知ブロックされた事件があり、それと全く同じ構造のミスです。
配信中に発生したギフト妨害とBANが混同された理由
今回の騒動がさらに複雑化した要因として、配信中に外部からアイテムを送りつける迷惑行為が重なっていた点が挙げられます。配信画面に映り込んだプレイヤーUIDを利用し、海外のチャージ代行サイトを経由して勝手に創世結晶を送りつける行為が行われていました。戦闘中などの大事な場面でゲーム画面に受け取り通知のポップアップが連続表示され、プレイを物理的に妨害されたり、意図しない課金トラブルに巻き込まれたりする嫌がらせです。
本多真梨子氏の配信でもこのギフト妨害が発生しており、配信者が苛立ちや冗談混じりの愚痴を口にした直後に配信が強制停止されたため、一部の視聴者が「荒らし行為や規約違反の発言が原因でBANされた」と誤認してしまいました。しかし、ゲーム内アイテムの不正送付や配信者のリアクションは、YouTubeの配信切断システムとは一切連動していません。悪質な荒らし行為と、YouTube側のContent IDによるBGM誤検知という、全く別個の2つのトラブルが同じ時間帯に重なって発生したことが、事態をより不透明に見せる原因となりました。
著作権の誤検知を受けた配信者が取るべき復旧手順
配信が突然停止したりアーカイブが非公開にされたりした場合、やってはいけない対応は慌てて動画データを自ら削除してしまうことです。動画を完全に消去してしまうと、YouTubeのシステム上で不当な申し立てに対して異議を唱える手段そのものが失われてしまい、チャンネルに不利な履歴だけが残るリスクが生じます。
正しい対処法は、YouTube Studioのコンテンツ管理画面から、該当動画の著作権ステータスを確認して「異議申し立て」を行うことです。原神の開発元であるmiHoYo(HoYoverse)は、ゲーム内素材の配信利用に関するガイドラインを公式に公開しています。異議申し立ての項目では「ライセンスに基づく利用」を選択し、公式の配信規約に従って正当にゲーム画面を使用している旨を送信します。この手続きを踏むことで、申し立て側による確認処理または規定日数の経過を経て、誤検知による制限が解除されアーカイブが元の状態に復旧します。
まとめ
- 声優やVTuberを巻き込んだ配信BANは、ライバル企業やアンチによる攻撃ではなく、テレビ局側の登録ミスによるYouTube Content IDの誤検知です。
- テレビ局が自社番組を権利登録する際に原神BGMの除外処理を失念したため、視聴者数に関係なく特定シーンで配信が自動停止する状態になっていました。
- 被害を受けた際はアーカイブを自ら削除せず、YouTube Studioから公式ガイドライン準拠のライセンス利用として異議申し立てを行うことで復旧が可能です。
同時期に起きたゲーム内ギフト妨害などの別問題に惑わされず、システムの誤認という技術的な実態を把握した上で、管理画面から正式な異議申し立て手続きを進める必要があります。


