YouTubeのライブ配信で、同接数と配信終了後の再生回数に大きな差があることについて疑問を抱いている方が多いようです。今回はそんな方へ向けて、ライブ配信における視聴者数のカウントの仕組みについて解説します。
配信中の同接数と終了後の再生回数が違うのはどういうこと?
配信中の同接は1000人くらいだったのに、終わった直後の再生回数が5000回になっているのはどういうこと?同接5000人だったってこと?
配信中の同接が1000人であった場合、実際に同時に見ていた最大人数は約1000人であり、同接が5000人だったわけではありません。これは、「同時接続数(同接)」と「再生回数」でシステム上の集計基準が異なるためです。
同時接続数は「ある特定の瞬間に、同時に動画を開いている人数の合計」を表します。一方、再生回数は「配信開始から終了までの間に、一度でも動画を開いた人の累計数」をカウントする仕様になっています。
路線バスに例えると非常にシンプルです。
定員50人のバスがあるとして、同時に乗れる人数(同接)は最大50人です。しかし、始発から終点までの間に、途中の停留所で乗る人と降りる人が常に入れ替わります。
その結果、ある瞬間に乗っていたのは50人でも、1回の運行でバスを利用したトータルの人数(再生回数)は200人になる、という物理的な動きと同じです。
YouTubeのライブ配信も同様に、数時間におよぶ配信のなかで「最初から最後までずっと見ている人」だけでなく、「5分だけ見て離脱する人」「配信の後半から見始める人」が常に入れ替わり立ち代わりアクセスしています。
システムは動画を開いた回数を蓄積していくため、一瞬の人数を示す同接数よりも、トータルの延べ人数である再生回数の方が圧倒的に多くなります。
まとめ
- 同時接続数は「特定の瞬間に同時に見ている人数」、再生回数は「一度でも動画を開いた累計人数」を表すシステムである。
- 視聴者の入れ替わりが起きるため、終了後の再生回数が同接数を大きく上回るのは正常な仕様である。
画面に表示される数値の差はカウントの定義が異なることによって発生するものであり、表示のエラーや不具合ではありません。