【TikTok】視聴履歴を見ても覚えてない動画がある…これって記憶障害?

1: 名無しさん
TikTokの履歴見たら全く記憶にない動画が何個もあって焦るんだが…

2: 名無しさん
わかる。ぼーっと流し見してるとスワイプしたことすら覚えてないよね。

3: 名無しさん
知人は全部覚えてるって言ってたし自分の記憶力疑ってるわ。

 

SNSの視聴履歴を確認した際、見覚えのない動画が並んでいて自分の記憶力に不安を感じる場面は珍しくありません。これは個人の記憶力の問題ではなく、短尺動画を連続で消費する際の脳の情報処理スタイルが大きく関係しています。

 

流し見しているときの脳の動き

ひかわ
画面を見ていたはずなのに、どうして記憶に残らないのかな?

 

スマートフォンで短時間動画を次々とスワイプしているとき、脳は受動的な情報処理モードに入っています。数秒から数十秒の短いコンテンツが休む間もなく流れてくる環境では、脳はすべての情報を長期記憶に保存しようとしません。作業の合間や就寝前に無意識に画面を眺めている状態では、画面上の光や音の刺激を一時的に受け止めているだけで、記憶として定着させるための領域が十分に働いていない状態です。そのため、数十分前に見た動画であっても履歴を見て初めて存在に気づく現象が起こります。

 

記憶に残る人と残らない人の違い

ひかわ
知り合いは全部覚えていると言うけど、何が違うんだろう。

 

コンテンツを鑑賞する目的や意識の向け方によって、記憶の定着度は大きく変化します。感想を共有するためや特定の情報を調べる目的で動画を検索している場合は、能動的に集中して画面を見ているため記憶に残りやすくなります。一方で、暇つぶしや気晴らしのために画面を流し読みしている場合は、脳がリラックス状態にあり情報の取捨選択が自動的に行われます。興味が極めて薄い動画や一瞬でスワイプした動画は、脳にとって不要な情報と判断されてすぐに消去されます。覚えていない動画があるのは正常な省エネ機能です。

 

まとめ

  1. 目的を持たずに流し見している場合、脳は情報を長期記憶へ保存しないため覚えていない動画が生じます。

  2. 集中して検索・視聴している場合と、気晴らしで眺めている場合では脳の動作モードが異なります。

  3. 記憶に残っていない履歴が存在するのは脳が不要な刺激を自動処理した結果であり、記憶力の低下ではありません。

短時間動画の視聴履歴に記憶のないコンテンツが含まれている現象は、脳の自然な情報処理システムによるものです。