【機材録音】動画と同じプリセットなのに音が違う!動画の演奏が超高音質に見える真相

1: 名無しさん
動画で聴いたプリセットをそのまま使っても全然同じ音にならないんだけど…

2: 名無しさん
わかる。動画だとめちゃくちゃ抜けが良くてハイファイなのに、自分で弾くとモコモコする。

3: 名無しさん
後からEQとかコンプでゴリゴリに補正してるのかな?本当のところが知りたい。

 

試奏動画で聴いた高品位なサウンドに惹かれて同じ機材を購入し、初期プリセットのまま演奏してみても、期待した通りの音が出ないと感じるケースは少なくありません。こうした音質のギャップは、機材そのものの設定だけでなく、録音後の音響処理や周囲の再生環境の違いによって生じています。

 

動画の音声は録音後に加工されているのか

ひかわ
動画の音ってそのまま録音した音じゃないのかな。後から色々と修正してるのか気になる。

 
動画サイトに投稿されている機材の試奏や演奏動画において、機材から出力された音をそのまま無加工で使っているケースは多くありません。多くの場合、録音した音声に対して音声編集ソフト(DAW)上でイコライザーを調整し、不要な低音域をカットしたり高音域の抜けを整えたりする処理が行われています。さらに、コンプレッサーを用いて音量のばらつきを揃え、音圧を稼ぐマスタリング処理が施されることも一般的です。聴き手にとって心地よい音に仕上がるよう補正が加えられているため、機材から直接ヘッドホンやスピーカーに出力した生の音とは聴こえ方が大きく異なります。

再生環境や伴奏との兼ね合いによる影響

ひかわ
同じ音を出しているはずなのに、自分の環境だと音が埋もれて聴こえるのはどうしてだろう。

 
演奏動画の多くは、伴奏音源と一緒に鳴らすことを前提に音作りがされています。他の楽器と周波数が重ならないよう、あらかじめ帯域が整理されているため、単体で聴くとスッキリとした音に見えても、アンサンブルの中では非常に馴染みが良く高音質に聴こえます。また、動画制作者が使用しているオーディオインターフェイスやモニタースピーカーの性能、さらには動画のエンコード処理による補正も影響を与えます。部屋の音響特性や聴いている再生機器の違いによっても、低音の膨らみや音の輪郭が変わるため、同じ設定であっても手元で聞こえる音と動画の音には自然と差が生まれます。

ピッキングの強弱や演奏技術による音の変化

ひかわ
設定だけじゃなくて、弾き方によっても音のクオリティって変わってくるのかな。

 
ハイエンドなデジタルアンプシミュレーターやエフェクターほど、弾き手のタッチやピッキングのニュアンスを極めて精密に拾い上げます。演奏に慣れているプレイヤーは、弦を弾く角度や強さ、余計な弦のミュート処理が正確であり、雑音を出さずに一音一音をクリアに発音させています。この演奏技術の差が、音の太さや立ち上がりの良さとしてダイレクトに影響するため、全く同じプリセットを選んだとしても出力される音の質感に差が生じます。機材の設定数値だけでなく、正確なピッキングや適切なミュート動作が全体の音質を左右します。

まとめ

  1. 演奏動画の音声は、録音後にイコライザーやコンプレッサー等で音質が調整されている場合が多いです。

  2. 伴奏との混ざり具合や再生スピーカー、録音環境の違いによって音の聴こえ方が変化します。

  3. 性能が高い機材ほどピッキングのニュアンスが出やすく、演奏技術そのものが音質に大きく影響します。