楽しくVALORANTをプレイしていたのに、ここ数日で急に画面が固まるようになって困っていませんか?再インストールしても直らず、タスクマネージャーを見たらディスク使用率が真っ赤…なんて状況だと焦ってしまいますよね。
この記事では、タスクマネージャーの謎の数字の意味と、動作を軽くするための解決策について詳しく解説していきます。
タスクマネージャーの数字は「多重起動」ではない
タスクマネージャーを見たときに、アプリ名の横に「(4)」や「(6)」といった数字が表示されていると、「バグで何個も起動してしまったのでは?」と不安になるかもしれません。
結論から言うと、これは「正常な仕様」であり、不具合ではありません。
現在の多くのアプリケーション(Google Chromeなどのブラウザも同様です)は、1つのソフトを動かすために、役割分担をした複数の「プロセス」を同時に立ち上げる仕組みになっています。これをマルチプロセス機能と呼びます。
VALORANTの場合も、ゲーム本編、通信処理、アンチチートシステム(Vanguard)などが連携して動いているため、タスクマネージャー上では複数の数字が表示されるのが普通です。ですので、この数字自体は気にしなくて大丈夫です。
ディスク使用率90%超えを解消する対処法
問題なのは数字そのものではなく、ディスク使用量が90%を超えて張り付いている状態です。これはPCの記憶装置(HDDやSSD)がデータの読み書きに追いつけず、パンクしているサインです。
以下の手順を試して負荷を下げてみましょう。
- 1. セキュリティソフトの干渉を確認する
ウイルス対策ソフトが、VALORANTの通信やファイル読み込みを「怪しい動き」と誤認して、過剰にスキャンしている可能性があります。一時的にセキュリティソフトを停止するか、VALORANTのフォルダをスキャン除外設定に追加して改善するか確認してください。
- 2. 他のバックグラウンドアプリを停止する
ゲーム中には不要なブラウザ、録画ソフト、Discord以外の通話アプリなどを完全に終了させましょう。特にWindows Updateが裏で動いているとディスク使用率が跳ね上がることがあります。
- 3. SSDへのインストールを検討する
もし現在、VALORANTをHDD(ハードディスク)にインストールしている場合、近年のゲームの読み込み速度にディスクの性能が追いついていないことが大きな原因として考えられます。可能であればSSDへの移行を強くおすすめします。劇的に改善することが多いです。
システム側の不具合やVanguardの影響
クライアントソフトを再インストールしても直らない場合、VALORANT専用のアンチチートツールである「Riot Vanguard」が正しく動作していない、あるいはPC環境と競合している可能性があります。
VALORANT本体だけでなく、一度「Riot Vanguard」もコントロールパネルからアンインストールし、PCを再起動してから、再度ゲームを起動してVanguardを入れ直してみてください。
また、Windowsの機能である「SysMain(旧SuperFetch)」というサービスが、ディスク使用率を100%にしてしまうケースも稀にあります。何をやってもディスク使用率が下がらない場合は、Windows側の設定見直しが必要かもしれません。
まとめ
- タスクマネージャーの(4)や(6)という数字は正常な仕様なので気にしなくてOK。
- ディスク使用率が高いのが固まる原因。セキュリティソフトの除外設定や、バックグラウンドアプリの停止を試す。
- HDDを使用している場合は、読み込み速度の速いSSDへの移行が最も効果的な解決策。
突然ゲームが固まると焦ってしまいますが、まずはPCへの負荷を減らすことから始めてみてください。快適にプレイできる環境に戻れることを応援しています!