「自分はまだブロンズなのに、敵や味方にゴールドの人がいる……」と驚いたことはありませんか?パーティーを組む時はランク制限があるのに、ソロで回すと格上とマッチングするのは不思議ですよね。今回は、そんなランク差マッチングの謎と「内部レート」の仕組みについて解説します。
「表示ランク」と「内部レート」の違い
ここが少しややこしい点なのですが、VALORANTのマッチングシステムは、あなたが見ている「現在のランク(ブロンズやシルバーなど)」ではなく、裏で設定されている「内部レート(MMR)」という数値を基準に組まれています。
パーティーを組む際の「ランク制限(デュオ・トリオ制限)」はあくまで表示ランクに基づくルールですが、試合のマッチング自体は「内部レートの実力が近い人同士」を集める仕組みになっています。
そのため、「内部レートが低い(不調が続いている)ゴールド」と、「内部レートが高い(好調な)ブロンズ」が同じ試合に放り込まれることは、システム上普通にあり得ることなのです。
あなたの実力が高く評価されている可能性
むしろ、それは自信を持って良い状況です!もしあなた以外がほとんどシルバーやゴールドの場合、それは「周りのレベルが低い」のではなく、「あなたの内部レートが現在のランク以上に高く評価されている」可能性が高いと考えられます。
システムが「この人はブロンズにいるけど、実力はシルバーやゴールド並みだ」と判断しているため、格上の部屋に入れられているのです。
また、まだVALORANTを始めたばかりで試合数が少ない場合も、システムが適正な位置を探っている最中のため、こうした格上マッチが発生しやすくなります。
極端なランク差と仕様について
驚かれるかもしれませんが、これも仕様の範囲内であり、バグではありません。
極端な例ですが、内部レートの計算上、「9人のゴールドの中に1人だけブロンズが混ざる」といった状況も可能性としてはゼロではありません。
もし「自分には場違いだ」と感じても、試合数をこなしていけば内部レートは徐々に適正な値に落ち着いていきます。プレイし続けることで、自然と同じランク帯のプレイヤーとマッチする機会も増えていくはずですよ。
まとめ
- マッチングは「表示ランク」ではなく「内部レート」で決まる
- 格上と当たるのは、あなたの実力が高く評価されている証拠
- 試合数を重ねれば、自然と適正なマッチングに落ち着く
周りが格上ばかりだと緊張してしまうかもしれませんが、それはゲーム側が「あなたなら戦える」と認めているからです。強い相手と戦うことで上達も早くなりますので、恐れずにチャレンジしてみてくださいね!