VALORANTをプレイしていて「今の壁抜きはおかしくないか?」「反応が早すぎる」と感じることが増えているかもしれません。
特にバレにくいとされる不正ツールの存在は、真剣にプレイしている方にとって非常に大きな不安要素ですよね。
VALORANTにおけるチーターの現状について
結論からお伝えすると、残念ながらチートやトリガーボットを使用しているユーザーはゼロではありません。VALORANTは非常に強力なアンチチートソフト「Vanguard」を導入していますが、開発側と不正ツール作成側の「いたちごっこ」は常に続いています。
特に「トリガーボット」と呼ばれる、レティクル(照準)が敵に重なった瞬間に自動で射撃するツールは、一見すると「ただ反応が速いプレイヤー」に見えるため、判断が難しいのが現状です。
なぜウォールハックやトリガーボットは検知されにくいのか
ウォールハック(壁越しに敵が見える)やトリガーボット(照準が合った瞬間に自動射撃)が厄介なのは、「本人の実力」と見分けがつきにくい点にあります。
特に「クローゼットチート」と呼ばれる、あたかも実力があるかのように振る舞う使い方は、アンチチートソフトでも即座に判定を下すのが難しい場合があります。「たまたま運が良かった」「反射神経が鋭い」という言い訳が通用しやすい挙動をされると、システム側も慎重にデータを蓄積せざるを得ないのが現状です。
巧妙な不正ユーザーへの向き合い方
決してそんなことはありません。VALORANTのアンチチートシステム「Vanguard」は、単にソフトを検知するだけでなく、プレイヤーの視点移動や統計的な異常値を常に監視しています。
もし「明らかにおかしい」と感じる挙動に出会った場合は、迷わず通報機能を活用しましょう。1回ではBANされなくても、複数のプレイヤーから同様の報告が集まることで、運営側が精密な手動調査やAIによる解析を行うきっかけになります。あなたの報告が、クリーンな環境を守る大きな一歩になります。
システム側の対策と今後の仕様について
運営側も「バレにくいチート」の存在は把握しており、対策を常にアップデートしています。例えば、サーバー側から送信する敵の位置情報を制限することで、ウォールハックの効果を弱めるなどの技術的な工夫が施されています。
また、最近ではハードウェアレベルでの制限も厳しくなっており、一度チートでBANされたPCからは二度とプレイできないようにするなどの強力な措置が取られています。サーバー障害や不具合ではなく、こうした裏側の戦いが日々行われていることを知っておくと、少しだけ心に余裕を持てるかもしれません。
まとめ
- ウォールハック等は実力と誤認しやすいため、システム側も慎重に調査している
- 違和感を感じたら、公式の通報機能を使ってデータを蓄積させることが重要
「自分だけが損をしているのでは」と疑心暗鬼になるのは辛いものですが、多くのプレイヤーが声を上げることで不正者は確実に居場所を失っていきます。あまり考えすぎず、あなた自身のプレイを楽しみながら、怪しいときは通報して運営に任せてしまいましょう。