中古PCを購入したりVALORANTを再インストールをした際に、アップデートボタンを押しても完了せず「新パッチを適用してください」と表示され続ける現象がたまに起きるようです。
今回はその対処方法を紹介します。
「削除」と「アンインストール」は別物です
PCゲーム、特にVALORANTのようなオンラインゲームにおいて、フォルダを右クリックして削除するだけでは、PC内部に重要な設定情報が残ってしまいます。
これが「ゾンビデータ」のように悪さをするのが今回の原因です。
Windowsのシステム上、アプリケーションは「インストール」という工程を経て、PCの深い部分(レジストリなど)に記録されます。
そのため、表面上のファイルを手動で削除しても、PC側は「まだこのソフトは入っている」と認識し続けたり、古い設定ファイルと新しいファイルが競合してエラーを引き起こしたりします。
特に中古PCの場合、前の持ち主のアカウント情報や古いバージョンのキャッシュが、通常のフォルダ以外の場所(隠しフォルダなど)に残っているケースが多々あります。
これが「アップデートしたつもりなのに適用されていない」というループ現象を引き起こしているのです。
手順解説:VALORANTとRiot Vanguardを完全に削除する方法
この問題を解決するには、手動でのファイル削除ではなく、システム的な「アンインストール」と「残留ファイルの除去」を正しい手順で行う必要があります。
以下のステップを試してください。
Riot Vanguardのアンインストール
まず、タスクトレイ(画面右下の小さなアイコン群)にあるRiot Vanguard(Vのマーク)を右クリックし、「Exit Vanguard」で終了させます。
その後、Windowsの「設定」→「アプリ」から「Riot Vanguard」を探してアンインストールします。
これはチート対策ツールですが、これが不具合の温床になりやすいです。
VALORANTのアンインストール
同様に「アプリ」の設定から「VALORANT」をアンインストールします。
削除ではなくアンインストールをすることで、キレイにファイルなどが全部パソコンから削除されます。
隠しフォルダの確認と削除も忘れずに行いましょう!
ここが盲点になりがちです。
- エクスプローラーのアドレスバーに %localappdata% と入力してエンターキーを押してください。
開いたフォルダの中に「Riot Games」や「VALORANT」というフォルダがあれば、それを削除します。これは「間違った方法で削除」したときに残ってしまったファイルです。
ここに破損した設定や古いキャッシュが残っていることが多いので、しっかりと削除できていることを確認しておきましょう。
PCの再起動と再インストール
全ての削除が終わったら必ずPCを再起動し、公式サイトからインストーラーをダウンロードし直して、クリーンインストールを行ってください。
なぜ「アプデボタン」が機能せずループするのか?
これはあなたが悪いのではなく、Riot Client(ランチャー)のファイル照合システムとローカルデータの不整合が引き起こす仕様上の挙動です。
Riot Clientは起動時に「PC内のゲームファイルのバージョン」と「サーバー上の最新バージョン」を比較します。
しかし、中途半端に古いデータやレジストリ情報が残っていると、クライアントは「すでに最新版がインストールされている」と誤認してしまうことがあります。
その結果、アプデ処理(ダウンロードと書き換え)をスキップして、すぐに「Play」ボタンを表示させてしまいます。
しかし、いざゲーム本体を起動(ロード)すると、ゲームサーバー側が「いや、あなたのバージョンは古いですよ」と判定し、「新パッチを適用してください」というエラーを吐き出すのです。
また、プレイ中のクラッシュも、この「バージョンの食い違い」や「破損したファイルへのアクセス」が原因で発生する強制終了(安全装置の作動)である可能性が高いです。
PCのスペック不足ではなく、データの整合性が取れていないことが物理的な原因と言えます。
まとめ
- 手動でのファイル削除はNG。Windowsの「アプリ」設定から正式にアンインストールを行う。
- 「%localappdata%」などの隠しフォルダに残った古いキャッシュデータも手動で削除する。
中古PCや譲渡されたPCでは、前のデータが見えない場所に残っていることがよくあります。一度まっさらな状態にしてあげれば、快適にVALORANTの世界を楽しめるようになりますよ。