【VALORANT】アカウント売買で初期メアドやウェルカムメールがあっても取り返される理由と解決策

 

VALORANTで魅力的なスキンが揃ったアカウントを見つけると、つい手が伸びてしまいそうになりますよね。

しかし、「初期メアドやウェルカムメールがあれば安心」という言葉を信じて購入を検討しているなら、少し立ち止まって考えてみましょう。

 

ウェルカムメールがあっても100%安全ではない理由

ひかわ
初期メアド(OGE)やウェルカムメールを譲り受ければ、もう元の持ち主は手出しできないはずだよね…?

結論からお伝えすると、たとえ初期メアドやウェルカムメールを所有していたとしても、元の持ち主がアカウントを取り戻す(取り返し)を完全に防ぐ方法はありません。

VALORANTを運営するRiot Gamesは、アカウントの所有者を特定するためにメールアドレス以外の情報を多数活用しています。例えば、「アカウントを作成した場所(IPアドレス)」「最初に購入したスキンの履歴」「課金に使用したクレジットカード情報や決済番号」などは、購入した側が知ることのできない情報です。

元の持ち主がこれらの詳細な情報を添えて運営にサポートを依頼した場合、運営側は「本来の持ち主からの依頼」と判断し、メールアドレスの設定に関わらずアカウントを復旧させてしまいます。この記事を読んでいるあなたがどれほど正当性を訴えても、運営側から見れば譲渡されたアカウントを使っている時点で「不正アクセスユーザー」とみなされてしまうリスクがあるのです。

 

メールアドレス以外のアカウント復旧手段の存在

ひかわ
メールとパスワードを書き換えたのに、どうして勝手に変えられちゃうことがあるの?

VALORANTにおいて、メールアドレスは唯一のアカウント回復手段ではありません。元の持ち主が「第三、第四の復元用設定」を行っていた場合、簡単にアクセス権を奪い返されてしまいます。

たとえ初期メアドごと譲り受けたとしても、そのメールアカウント自体に別のリカバリー用メアドや電話番号が紐付けられていれば、メールアカウントごと取り返される可能性すらあります。また、運営は「アカウント作成時の状況」を最も重視するため、後から情報を書き換えたとしても、初期の状態を知っている本人には太刀打ちできないのが現実です。

「取り返されるリスク」を気にして不安な日々を過ごすよりも、自分自身で一から育てたアカウントを使用することが、最も確実で安心できる解決策と言えます。

 

運営規約とアカウント売買のリスクについて

ひかわ
お金を払って買ったんだから、自分のものだと言い張ることはできないのかな…?

残念ながら、VALORANTの利用規約では、アカウントの売買、譲渡、貸与が一切禁止されています。

運営側はアカウントの私物化を防ぐために厳格な策を講じており、売買が疑われる動き(急激なログイン場所の変更や支払い情報の変更など)を検知すると、アカウントを永久停止(BAN)することがあります。

この場合、元の持ち主に取り返されなかったとしても、ある日突然ログインできなくなり、支払ったお金も、費やした時間もすべて無駄になってしまいます。規約違反である以上、何かトラブルが起きても完全に自己責任となり、運営のサポートを受けることもできません。

 

まとめ

  1. 初期メアドやウェルカムメールがあっても、課金履歴や作成IPなどで取り返される可能性がある
  2. アカウント売買は規約違反であり、いつ永久停止されてもおかしくない

せっかくVALORANTを楽しむのであれば、誰にも脅かされることのない自分だけのアカウントを大切に育てていくのが、一番の近道であり最善の選択ですよ。