VALORANTを起動しようとした際、ヴァンガードの不具合を直そうとして別のエラーメッセージが出てしまうと、どうすればいいか分からず不安になりますよね。
特に「アクセス許可がない」という表示は、PCの設定が難しく感じられて戸惑ってしまうものです。
管理者権限で実行する
「アクセスするための適切なアクセス許可がない」と表示される場合、Windowsがそのファイルを実行するのを制限している可能性があります。まずは、VALORANTの実行ファイル、またはRiot Clientを管理者権限で起動してみてください。
デスクトップにあるアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択するだけで解決する場合があります。毎回この設定にするには、プロパティの互換性タブから「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れておくとスムーズです。
セキュリティソフトの除外設定を確認する
このエラーの代表的な原因のひとつに、アンチウイルスソフトによる誤検知があります。特にヴァンガード関連のファイルを修正しようとした際、セキュリティソフトが「不正な書き換え」と判断してアクセスを遮断してしまうことがあるのです。
一度、Windows Defenderや導入しているセキュリティソフトのリアルタイム保護を一時的にオフにして起動できるか確認してください。もし起動できた場合は、VALORANTのインストールフォルダ全体を「除外設定(スキャン対象外)」に追加することで、安全にプレイできるようになります。
Riot Vanguardを再インストールする
「デバイスやパスにアクセスできない」というエラーは、ファイルの場所が書き換わったり、一部のファイルが破損したりしたときにも発生します。不具合を直そうと試行錯誤した結果、プログラムの構成が崩れてしまっている可能性があります。
一度Riot Vanguard(ヴァンガード)のみをアンインストールし、PCを再起動してください。再起動後にRiot Clientを立ち上げると、自動的に最新のヴァンガードが再インストールされます。これにより、アクセス許可の設定もリセットされ、正常に起動できるようになるケースが非常に多いです。
システムの不具合やファイルの所有権について
Windowsのシステムアップデートや、ユーザーアカウントの変更などが重なると、フォルダを開くための「所有権」が失われることがあります。もし特定のフォルダだけがどうしても開けない場合は、フォルダを右クリックしてプロパティを開き、セキュリティタブから「詳細設定」を確認して、所有者が自分(現在ログインしているユーザー名)になっているか確認してみてください。
また、稀にドライブの故障や接続不良で「指定されたパス」そのものが認識できなくなっている場合もあります。外付けドライブなどにゲームを保存している方は、接続が安定しているかも併せて確認しておきましょう。
まとめ
- 管理者として実行し、Windowsからプログラムの起動を許可してもらう
- セキュリティソフトの除外設定を行い、ファイルのブロックを解除する
- ヴァンガードを一度削除して再インストールし、構成を正常な状態に戻す
せっかく直そうと頑張ったのに別のエラーが出てしまうと、心が折れそうになりますよね。ひとつずつ確認していけば、必ず元の通り楽しく遊べるようになります。この記事の手順で、無事に戦場へ戻れることを応援しています。