エイム練習もしているし、ランクマッチも毎日回しているのに、なぜか万年同じランク帯で停滞してしまう……。
そんな悩みはありませんか?
この記事では、VALORANTにおいて「なぜ努力が実らないのか」という疑問に対し解説します。
デスマッチやランクを回す前に「負け方」を分析する
VALORANTがうまくならない最大の原因は、プレイ時間不足ではなく「自分のデス(死)の原因を分類できていないこと」にあります。
これを学校のテストに例えてみましょう。
- ランクマッチで負けたり、撃ち合いで負けたりするのは、テストで言えば「60点だった」状態です。
ここで伸びる人は、「どの問題(局面)を間違えたのか」を確認し、その問題が解けるようになるまで復習します。
一方、ランクが上がらない人の多くは…
- 「なんで撃ち勝てないんだ!」と感情的になるだけで、キルログやマップ状況を確認せずに、すぐに次のマッチ検索ボタンを押してしまいます。
これは、間違えた箇所を確認せずに、ひたすら過去問を解き散らかしているのと同じです。
VALORANTでは以下のように「間違い」を仕分ける作業が必要です。
- エイムの問題か?:止まって撃てていたか、クロスヘアの位置は頭の高さにあったか。
- 立ち回りの問題か?:スキルを使わずに身体だけで飛び出し(ドライピーク)ていなかったか。
- 判断の問題か?:人数不利なのに勝負してしまったか。
ただ漫然とランクを回す(試験を受ける)のではなく、「今のデスの原因は何だったのか」を特定し、自分が「できていないこと」を認めることからすべてが始まります。
「何が正解か」を知るために、プロや攻略動画を見る
自分のプレイを見返しても「何が悪いかわからない」という場合、それはエイム力の問題ではなく、頭の中に「VALORANTの教科書(セオリーの知識)」が入っていない状態です。
テストの間違い直しをするにも、教科書という「正しい答え」を知らなければ、なぜ間違えたのか理解できませんよね。このゲームにおける教科書とは、上手い人の配信、VCT(大会)のプロの動き、解説動画などです。
例えば、「ヘイヴンのCロングでの守り方」を知らないままプレイを見返しても改善点は見つかりません。しかし、プロの動画を見て「ああ、ここでワンウェイのスモークを焚くのか」「ここは身体を出さずにリテイクを待つのが正解なのか」という知識があれば、自分のプレイと比較できます。
- 上手い人の動画を見る:自分のクロスヘアの置き場所(プリエイム)とどう違うか比較する。
- 座学を取り入れる:各エージェントのセットアップや定点を覚える。
- 配信者のコーチング動画を見る:自分と同じランク帯の人が、何を指摘されているかを知る。
外部から知識をインプットすることで初めて、「自分はピークの仕方が雑だったんだ」「スキルの使い方が間違っていたんだ」という具体的な改善点が見えてきます。
なぜ「回数をこなすだけ」ではVALORANTは下手になるのか?
これはあなたが悪いのではなく、VALORANTというゲームが「誤った成功体験」をしてしまいやすいシステムだからです。
説明すると、このゲームは「運良く勝ててしまう」場面が多々あります。
- 例えば、ストッピング(移動を止める動作)が不十分でも、弾がバラついて運良くヘッドショットが入ることがあります。また、不利な位置で飛び出しても、相手がミスをして撃ち勝てることがあります。
もし「知識」がないまま数をこなすと、脳は「この雑な動きでもキルが取れた=これが正解だ」と誤認し、「悪い手癖」を強固に学習してしまいます。これが「プレイ時間は長いのにランクが上がらない(むしろ下手になる)」現象の正体です。
- 知識を入れる(ストッピングの仕様や、有利な射線の概念を知る)
- 意識して実行する(射撃場やデスマッチで正しい動きを反復する)
- 実戦で試す(ランクマッチ)
この手順を踏まないと、システム上、あなたの脳は「楽な動き(間違った動き)」を優先してしまいます。
物理的にも、知らないセットアップや射線管理を、実戦の緊張感の中で突然ひらめくことは不可能です。「知識(座学)と照らし合わせて、自分のプレイをデバッグ(修正)する」というエンジニアのような思考が、VALORANT攻略の最短ルートです。
まとめ
- ランクマッチは「テスト」です。やりっぱなしにせず、キルログやリプレイを見て「なぜデスしたのか(どの問題を間違えたか)」を毎回確認しましょう。
- 間違いに気づくには「教科書」が必要です。プロの視点や解説動画を見て「理想の動き」を知り、自分とのズレを見つけましょう。
「自分には才能がない」と諦める必要はありません。VALORANTは知識ゲーの側面が強いタイトルです。何ができていないかを知り、一つずつ「知識」で埋めていけば、必ず適正ランクの壁を越えることができます。まずは今日の1マッチ、キル数ではなく「デスした理由」に注目してみてください。