この記事では、VALORANTの試合終了後に決まるマッチMVPやチームMVPの基準となる「ACS(コンバットスコア)」の計算方法について解説しています。
「自分の方がキル数が多いのになぜMVPになれないのか?」「デス数はスコアに影響するのか?」といった初心者が抱きやすい疑問を解説していきます。
コンバットスコア(ACS)にデス数は影響する?
VALORANTをプレイしていると、リザルト画面で自分よりも明らかにデスが多いプレイヤーがMVPを獲得していて不思議に思うことがあります。
まず、VALORANTのMVPの基準となるACS(平均コンバットスコア)において、デス数は一切影響しません。何回倒されてしまったとしても、それによってスコアがマイナスされるペナルティは存在しない仕組みになっています。
また、エコノミースコア(資金のやり繰りを示す数値)もコンバットスコアには無関係です。これは、味方に武器を買って渡す「ドロップ」というシステムがある性質上、スコアに影響させるとフェアではなくなってしまうからです。
つまり、デスが少なく生存率が高いことや、お金を節約していることは、MVPの評価対象にはなりません。
キル数よりも敵を倒したタイミングが重要
ここがちょっとわかりにくい部分ですが、コンバットスコアの大部分は「与えたダメージ」と「キルしたタイミング」によって決まります。
基本は1ダメージにつき1スコアとして計算されます。たとえば、ヴァンダルでヘッドショットをして160ダメージを与えて倒した場合、まずは160スコアを獲得します。
これに加えて、キルを取った際、その時に生き残っていた敵の人数に応じて大きなボーナススコアが加算される仕様になっています。
具体的には以下のようになります。
- 敵が5人生存している時のキル(ファーストブラッド):+150スコア
- 敵が4人生存している時のキル:+130スコア
- 敵が3人生存している時のキル:+110スコア
- 敵が2人生存している時のキル:+90スコア
- 最後の敵のキル:+70スコア
このように、ラウンドの序盤で人数有利を作るキル(ファーストブラッド)が最もスコアが高く、ラウンド終盤のキルになるほど獲得できるスコアは低くなります。
自分よりもキル数が少なかった友達がMVPになれた理由は、このファーストブラッドをたくさん取っていたからです。
序盤に率先して前に出て敵を倒すプレイは、デスするリスクが高い代わりに、成功すればコンバットスコアが跳ね上がるリターンがあります。
コンバットスコアを上げるその他のボーナス要素
ダメージやキルのタイミング以外にも、コンバットスコアを伸ばす要素が用意されています。
まず、1つのラウンド内に複数の敵を倒す「マルチキル」をした場合、追加のキル1つにつき+50のボーナススコアが入ります。このボーナスはキルを重ねるごとに蓄積されるため、1ラウンドで5人全員を倒すエース(ACE)を獲得すると、それだけで合計+200もの大きなボーナスが加算されます。
また、味方のキルを手助けするアシストにもスコアが設定されています。
フラッシュ(視界奪取)やスタンといった、ダメージを伴わないスキルでのアシストをした場合は、一律で+25スコアが獲得できます。ダメージを与えた上でのアシストであれば、削ったダメージ分がそのままスコアとして加算されます。
リザルト画面のスコアボードでコンバットスコアの数値にマウスカーソルを合わせると、これらの計算式の内訳を見ることができます。気になった時は確認してみてください。
まとめ
- VALORANTのコンバットスコア(ACS)にデス数は一切影響せず、マイナスされることはない
- キル数よりも、ファーストブラッドやマルチキルなど試合を決定づけるキルに大きなボーナススコアが入る
MVPを取るためには最後まで生き残ることよりも、率先してリスクを取り、ダメージやキルでチームを牽引することが大切になります。スコアの仕様を理解して、さらにVALORANTの試合を楽しんでいきましょう。