「VALORANTでランクを上げたいけど、VCで何を話せばいいか分からない…」
「味方に迷惑をかけそうで、マイクをオンにする勇気が出ない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
VALORANTは、5対5で戦うタクティカルシューター。
個人の撃ち合いの強さも大切ですが、それ以上に「情報の共有」が勝敗を分けます。
そして、その最も速く正確な手段がボイスチャット(VC)です。
この記事では、「いつ」「何を」「どのように」報告すればいいのかを、具体的なフレーズを交えながら徹底解説します。
VCが苦手な方向けのヒントも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
基本!VALORANT報告の3大原則
効果的な報告には、3つの大切な原則があります。
まずはこれを頭に入れましょう。
- 簡潔に (Concise):
長々と話す必要はありません。「誰が」「どこに」「何人」いるのか、要点を絞って短く伝えましょう。 - 具体的に (Specific):
「あそこ」「そっち」では味方は混乱します。マップの具体的な名称(例:「Aヘブン」「Bロング」「ミッド」)を使いましょう。 - 即時に (Immediate):
情報は鮮度が命です。敵を見つけたり、重要な音を聞いたりしたら、すぐに報告するクセをつけましょう。
この3つを意識するだけで、あなたの報告の質は劇的に向上します。
具体的な報告集
ラウンドの進行状況によって、報告すべき内容は変わります。
場面ごとに見ていきましょう。
ラウンド開始前:作戦をすり合わせる
- 作戦の提案・確認
- 「Aラッシュしませんか?」
- 「今回はBサイトをゆっくり攻めましょう」
- 「次のラウンド、エコでお願いします」
- スキルの使用要求
- 「セージさん、Aに壁お願いできますか?」
- 「開幕、ソーヴァさんのドローンで索敵してほしいです」
- 自分の動きを宣言
- 「私がAサイトにエントリーします!」
- 「裏取りを警戒しておきます」
ラウンド中:情報共有タイム
戦いが始まったら、聞こえた音や見えたものをすべて報告する意識でOKです。
- 敵の位置と人数
- 「Aサイトに2人!」
- 「Bロングに敵1人見えた」
- 「ミッドから足音複数!」
- 敵のエージェント名
- 「ヘブンにジェットがいます」
- 「Aロング、レイナがピーク(顔を出すこと)してるので注意です」
- 与えたダメージ量
- 「フェニックスに120ダメージ!」
- 「ソーヴァ、体力ミリです!」 ←味方が倒しきるための超重要情報!
- 敵のULTや重要スキル
- 「敵のセージ、ULT使いました」
- 「ヴァイパーピット(ULT)がAサイトにあります!」
- エリアの安全確保
- 「Aメイン、クリアです(敵はいません)」
- 「Bサイト、誰もいない」
- スパイク関連
- 「スパイク設置します」
- 「解除、ハーフまでいきました」(半分まで解除できた)
- 「解除音聞こえた!」
自分が倒された後
デスしても、あなたの仕事は終わりではありません。
むしろ、ここからの情報が生き残った味方を助けます。
- どこから、誰にやられたか
- 「Aヘブンからジェットにやられました」
- 「Bロング、オペレーターです。気をつけて」
- 最後に敵がいた位置
- 「最後に見たのはサイトの箱裏です」
- 与えたダメージ
- 「今の敵、140ダメージ入ってます。あと少し!」
とはいえ、自分が死んだあとはあまり報告はしないようにしましょう。
場合によっては「死んだやつが指示してきている」と思われてしまいます。
死んだ時こそ、必要最低限の情報だけVCで言いましょう。
報告だけじゃない!チームを勝利に導くコミュニケーション
良い報告ができるようになったら、次はチームの士気を高めるコミュニケーションも意識してみましょう。
- ポジティブな声かけ
- 「ナイス!」
- 「ドンマイ!次取り返そう!」
- 「惜しい!良いファイトでした!」
- 感謝を伝える
- 「カバーありがとうございます!」
- 「回復助かります」
- マネー(クレジット)の管理
- 「次のラウンド、みんなでバイ(武器購入)しましょう」
- 「クレジットが足りないので、武器を買ってほしいです」
たった一言の声かけが、チームの雰囲気を良くし、逆転勝利を生むこともあります。
やってはいけない!VCでのNG行動
逆に、チームのパフォーマンスを下げてしまう発言もあります。こ
れらは絶対に避けましょう。
- 味方への暴言や批判
「何やってるの?」といった発言は、雰囲気が悪くなるだけで何も生みません。
- 不要な雑談
ラウンド中の集中を妨げる、ゲームに関係ない話。
- 言い訳や不満
「ラグかった」「敵が強すぎる」などのネガティブな発言。
- デス後の過度な指示
生き残った味方への過剰な指示は、かえって集中を乱します。報告は簡潔に。
VCが苦手なあなたへ。まずはここから始めよう
「分かってはいるけど、話すのが怖い…」という方も多いはず。
大丈夫です。いきなり完璧を目指す必要はありません。
- ステップ1:敵の位置報告だけしてみる
まずは「Aサイト、1人」「ヘブン、ジェット」のように、敵の位置とエージェント名を報告することから始めてみましょう。それだけでも、チームにとっては非常に価値のある情報です。
- ステップ2:ピンを積極的に活用する
VCと合わせてピン(ゲーム内のマーカー機能)を使えば、言葉に詰まっても情報を伝えられます。「ここに敵がいる(ピンを指す)」だけでも有効です。
まとめ
VCは、VALORANTの楽しさと勝率を格段に上げてくれる最高のツールです。
最初は緊張するかもしれませんが、勇気を出して一言話してみることから全てが始まります。
この記事で紹介した報告を一つでも実践すれば、あなたのチームの勝率はきっと上がるはず。
恐れずにマイクをオンにして、チームを勝利に導きましょう!