この記事では、ポケモンチャンピオンズに転送したポケモンが、後からポケモンSVで育成してもステータスが反映されない現象について解説します。
初めて転送する際に起きる「ステータス固定の仕様」と、後悔しないための正しい育成・転送のタイミングを解説します。
ポケモンを初めて送る時にステータスが固定される仕組み
ここが少しわかりにくい部分なのですが、Pokemon Champions(以下チャンピオンズ)には、ポケモンを初めて転送した瞬間にその状態を保存するシステムが存在しています。
未育成のポケモンをPokémon HOMEを経由して初めてチャンピオンズに送ると、その時点でのステータス(努力値、性格、特性、技など)がチャンピオンズ用のデータとしてロックされてしまいます。
そのため、一度転送したポケモンをポケモンSV(スカーレット・バイオレット)に戻して完璧に育成し直したとしても、再度チャンピオンズに送った際にはSVでの育成結果は一切反映されません。
最初に送ったときの未育成の弱い状態のままバトルに出ることになってしまいます。
実は、Pokémon HOMEからチャンピオンズへ転送する際に、画面上に大きな警告メッセージが表示されています。
しかし、今まで過去作間でポケモンを行き来させてきた経験から、「後から育て直せばいいや」と読み飛ばしてしまう方が非常に多いのが現状です。
過去作での転送仕様とは大きく異なるため、注意が必要です。
チャンピオンズ内で育成し直す場合のコスト
チャンピオンズの中にも育成システムは用意されています。しかし、ここで問題になってくるのが育成にかかるコストの高さです。
チャンピオンズ内では、バトルの報酬などで手に入る専用通貨「VP」を使ってステータスや技を変更します。しかし、全くの未育成状態から1匹のポケモンを完璧に育て上げようとすると、およそ2300 VPという大量のポイントが必要になります。
バトルでの獲得ポイントを考えると、このVPを稼ぐのは時間も労力もかかってしまいます。
一方で、ポケモンSVのDLC環境であれば、「どうぐプリンター」などを活用することで、とくせいパッチや各種ミント、努力値を振るためのアイテムなどを非常に簡単に集めることができます。
システム上の効率を考えると、チャンピオンズ内で高額なVPを支払って育成するよりも、あらかじめSV側でアイテムを使い切り、完全に育成を済ませてから初めてチャンピオンズへ転送するのが最も効率的で賢い方法です。
リボンや証、フォルムチェンジの例外ルール
ここは例外があります。ステータスや技の構成は初回の転送時に固定されてしまいますが、SVに戻して新しく取得した「リボン」や「証(二つ名)」に関しては、再度チャンピオンズに送った際にもしっかりと反映されます。そのため、称号の付け替えについては後から行っても問題ありません。
ただし、フォルムチェンジには大きな注意点があります。
例えば、ロトムを「ヒートロトム」から「ウォッシュロトム」にフォルムチェンジさせてからチャンピオンズに送った場合、システム上はまったく新しい別のポケモンとして認識されます。
これにより、過去にチャンピオンズ内でVPを使って強化したステータス変更などがすべてリセットされてしまう仕様になっています。
フォルムチェンジを伴うポケモンを運用する際は、このリセットの仕組みを念頭に置いておく必要があります。
また、チャンピオンズ内でVPを使って技や性格を変更した場合、そのポケモンを一度SVに戻すとSVでの本来のステータスに戻りますが、再びチャンピオンズに送れば、チャンピオンズ内で変更した状態がきちんと復元されるようになっています。
まとめ
- ポケモンを初めてチャンピオンズに転送した時点でステータスが固定されるため、後からSVで育成しても反映されない。
- チャンピオンズ内での育成は専用通貨(VP)のコストが重いため、必ず転送する前にSVで完全育成を済ませておくことが重要。