ゲーム実況への認知度が上がり、ストリーマーやVtuberの配信を見る人が多くなっている昨今。
一時期はAPEX がブームでしたが2022年頃からはVALORANTの配信が多くなってきています。
というわけで今回は、なぜ最近VALORANTが人気になっているのか?について紹介していきます。
なぜAPEX が流行ったのか?
まず、VALORANTの前にAPEXが流行っていた理由を考えていきます。
APEXの流行には3つの要素が絡まっていました。
・コラボがしやすくなり、配信者の交流が活発になった
・APEXが面白いから
APEXが流行ったタイミングでコロナウイルスの影響によりYouTubeの生配信を見る人が急増しました。
APEXはずっと戦っているわけではなく物資を漁ってまったりする時間も多いため、長時間配信が当たり前のように行われていました。
在宅時間が多くて暇をしている人たちにとって、APEXの長時間配信は暇つぶしとして最適だったわけです。
APEX配信を見たことがキッカケでAPEXをプレイし始めた人はかなり多かったでしょう。
さらに、APEX自体の注目度が上がることにより大会も多く開催され、その大会に出場するために練習配信するVtuberも増えてきました。
この大会に参加するため、必然的に3人でチームを組むことになり、それにより配信者同士の交流が生まれます。
『Vtuber最協決定戦』や『CR CUP』がとくに人気の大会です。
今までは出会うことがなかった人気配信者がコラボすることにより、新たなエンタメを視聴者に提供することが出来たのです。
もちろん、APEXがゲームとして面白いというのも忘れてはいけないですね。
なぜVALORANTが流行ったのか?
APEXでいろいろな土台が出来ました。
「視聴者側の長時間配信への慣れ」「配信者同士の交流」、そして「FPSゲームへの認知度」です。
APEXでいろいろなコラボが盛んに行われたことにより、VALORANTをやるときの5人の仲間が集まりやすくなりました。
APEXが流行った初期段階では3人が集まるのも難しかったのですが、配信者同士が友達になったことにより今では5人でも集まるようになったのです。
そして、FPSゲームへの認知度が上がったのもAPEXによる影響と言えるでしょう。
VALORANTは硬派なFPSゲームで、普通であればとっつきにくいところがあります。
しかし、APEXでFPSゲームへの理解が広まったことにより、なんとなくVALORANTのルールやシステムをわかる視聴者が多かったのです。
APEX(3人チームでわかりやすいゲームシステム)からVALORANT(5人チームでちょっと難しいゲームシステム)への流れは完璧だったと言えるでしょう。
スムーズすぎると言っていいくらいです。
APEXがなかったらVALORANTは日本では流行っていなかったでしょう。
それだけAPEXで土台が出来ていたというのは大きかったと思います。