【CRカップ】VALORANT大会のリーダーはどうやって決まった?ドラフトの決め方や非公開の理由とは?

 

プロゲーミングチームCrazyRacoonが主催する大会といえば『CRカップ』です。

CRカップといえばAPEXで有名ではありますが、他にもFORTNITEやVALORANTの大会も開催されています。

 

というわけで今回は、CRカップのVALORANT大会について紹介していきます

 

 

大会のリーダーはどうやって決まる?

 

 

VALORANT大会では基本的に8チームが参加します。

そして、チームごとにリーダーがいて、まとめ役として作戦面でもコミュニケーション面でも奮闘することになります。

各チームのリーダーは、参加者全員の中から実力と経験のある上位8人が選ばれる形となっています。

 

APEX大会だとリーダーは実力があまり重視されないことが多いですが、VALORANTはガッツリと実力でリーダーが決まります。

 

ひかわ
なぜAPEX大会とVALORANT大会ではリーダーの選考基準が違うの?

 

これは、VALORANTのゲームのシステム上、運要素がほとんどなく、完全に実力で勝負がつくからです。

 

APEXは強い物資を拾えるか?エリア収縮がどこになるのか?などなど、運要素が大きく勝敗に絡んできます。

そのため、実力的に劣るチームでも強いチームに勝つこともあります!

この運要素がバトロワゲームであるAPEXの面白いところであり、逆に理不尽なところでもあります。

 

 

しかし、VALORANTには運要素がありません

使う武器、アビリティの使用回数、どこにボムを設置するか?これら全てを自分で決めます。

運が入り込むところがありません。

 

実際の試合も強いチームが順当に勝ち上がりますし、下剋上的な結果になることはほぼ起きません。

世界大会で日本チームが上位進出して沸かせたときもありますが、あれも対策をしっかり考えた上での作戦がハマっての勝利であり、まぐれではなかったです。

 

CRカップを盛り上げるためには各チームの実力を拮抗させる必要があります。

明らかに強い1チームが出来てしまっては、誰もが優勝チームを予想できてしまうので面白くありませんからね。

そこで、強い人をリーダーにすることで、強い人が同じチームに固まってしまうのを防いでいるわけです。

 

 

参加者はどうやって集められている?

 

ひかわ
ってか、そもそもVALORANTの参加者ってどうやって決まってるの?

 

APEX大会はリーダーの人が誰かを誘ってチームを組みます。

APEX大会では仲が良い人たちが同じチームになることが多いですね。

 

一方のVALORANT大会はリーダーが勧誘してくるシステムではありません。

大会運営が参加者(8チーム × 5人=40人)を集めてきて、そこからドラフトでチームを振り分けていく方式を取っています。

 

この参加者はCrazyRaccoonの運営と知り合いだったり、最近話題の配信者に声をかけて集めているようです。

まだ人気のない配信者が「自分も参加したいです!」と言っても参加できるものではありません。

CR運営から認められた配信者のみしか参加できないということです。

 

 

チーム分けドラフトとは?

 

ひかわ
大会の1~2週間前に行われる『ドラフト』ってなに?

 

最初にも書いた通り、VALORANTは実力で全てが決まるため、チーム分けでうまいこと戦力を分散させないとつまらない大会になってしまいます

そこで、集めた参加者をリーダーが指名していく方式(ドラフト)でチームの戦力を分散させています。

プロ野球のドラフトと同じです。

強い人から順番に取っていけば、なんとな~くいい感じのチーム分けが出来ます。

 

このドラフトでは参加者の強さはもちろん、使えるキャラなどもリスト化され、リーダーは得意キャラがかぶらないように指名してくようです。

5人集まっていざ練習開始ってときに「誰も前衛キャラ使えない!」なんてことが起きたら大変です。

強さだけではない部分でも駆け引きがあるドラフトです。

 

 

なぜドラフトは非公開で行われるのか?

 

ひかわ
ドラフトってなんで非公開でやるの?面白そうだから生で見たいし、視聴者数も獲得できるだろうから収益的な意味でもやった方がいいと思うんだけど・・・。

 

VALORANT大会のドラフトは完全非公開で行われています。

なぜ配信でドラフトをやらないのか?

 

これは、大人な事情的な意味合いが強いようです。

 

いざ普通にドラフト指名してチームを決めていっても、どうしても戦力のバラツキが生まれてしまうとのこと。

そういうときに運営側から「さすがに強すぎるから、この人と交換しない?」という提案が行われているようです。

さすがにそんなシーンを配信で乗せちゃうドラフト自体がグダってしまって視聴者からは不満の声が上がるでしょう。

 

しかし、そういう「調整」は必要不可欠です。

大会本番を盛り上げるためには調整が必要です!

でも、そんなところを視聴者には見せられない!

 

というわけで、ドラフトは非公開で行われています。