APEXの人気が落ちてきた?と噂される昨今、最近ではVALORANTが配信界隈を中心にブームになりつつあります。
というわけで今回は、VALORANTはAPEXに取って代わって覇権を握るゲームになるのか?について書いていきたいと思います。
APEXはオワコンになったのか?
APEXの人気が落ちている?と言われ始めたのはシーズン13でランクの難易度が上がってからです。
シーズン13の開始は2022年5月からです。
このあたりから配信者がAPEX をプレイする頻度が徐々に減っていき、APEXオワコン説が頻繁に流れるようになりました。
しかし、プレイヤー人数をSTEAMで公開されている日毎の集計データで見ると、APEXはシーズン13になってもプレイヤー人数はそこまで減っていません。
常にTOP5に入り続けて人気ゲームとしての地位を維持し続けています。
配信者たちがAPEXをプレイしなくなったのは目に見えて明らかですが、一般プレイヤーはそこまでAPEX離れを起こしていないということになります。
APEXは定期的にオワコン扱いされますが、過去にオワコン扱いされた時期というのは「別の超人気ゲームがリリースされた」か「APEXのチーターが急増 or バグでランクが出来なかった」ときです。
リリースされてから数年が経っているAPEX です、さすがにプレイヤーも新作ゲームの方をやるのは当たり前な話と言えます。
とはいえ、APEXに飽きたプレイヤーが多いというのも事実でしょう。
ですが、まだまだ新規プレイヤーが多く入ってきているのも事実ではあります。
離れていくプレイヤーも多いですが、新しく入ってくる人も多いのが今のAPEX です。
今は「離れていくプレイヤーの声が大きい」だけとも言えます。
APEXをやめてVALORANTへ移行した?
では、APEXに飽きたプレイヤーはみんなVALORANTに行くのか?
今はVALORANTがブームですから移行するには最適なゲームです。
APEXをやっていた配信者の多くがVALORANTへ移行しているのがその証拠です。
ですが、VALORANTをできるのはパソコンを持っている人だけという大きな壁があります。
日本のAPEXブームの中心であるPS4やSwitchではVALORANTをプレイできません。
APEXに飽きたPS4プレイヤーはVALORANTをやりたくてもやれないのが現状です。
また、APEXをパソコン版でやっていた人も、APEXをPAD(コントローラー)でプレイしたとなれば話が変わってきます。
VALORANTはキーマウ(キーボード&マウス)でプレイするため、PADプレイヤーは簡単にVALORANTに移行することができません。
APEXとVALORANTは同じFPSゲームですが、そう簡単に移行できない理由が意外とあります。
有名配信者たちはAPEXをキーマウでプレイしている人が多いのでスムーズにVALORANTへ移行できました。
しかし、PS4でAPEXをやっていたりPADでプレイしていた一般プレイヤーはそう簡単にはVALORANTへいけません。
VALORANT配信って人気あるの?
VALORANTはいろいろな有名配信者がプレイしていますが、意外と視聴者数(同時接続)が伸びてこないです。
これはVALORANT配信が視聴者のニーズと微妙に違うことが原因と思われます。
2022年に話題となったゲームとしては『RUST』があります。
ストリーマーだけが入れる特別サーバーを建てて大いに盛り上がり、参加していた配信者たちの視聴者数は普段よりも多かったです。
『RUST』のストリーマーサーバーは配信者どうしのやり取りがその人気の理由でしょう。
「あの配信者が一緒にプレイしている!」という意外性、その場で出会った仲間同士での交流など見ごたえのあるシーンが目白押しでした。
日本の視聴者たちは、配信者同士の交流やトークなどをメインに配信を見る傾向にあります。
エンタメの雰囲気を楽しんでいるわけです。
ゲームが上手いのも重要ですが、それ以上に見ていて楽しい配信を求めています。
VALORANTは試合が始まると会話がほとんど出来ません。
敵の足音に耳を澄ませなければいけませんし、左上のミニマップで情報を取らなきゃいけない、余計な会話をしていたら報告が遅れて敗けに繋がります。
VALORANTにはトークをする間がないんです。
APEXは敵と出会うまでの暇な時間でトークができますし、キャラクターの体力が多いので一瞬のミスがそこまで命取りになりません。
ちょっとふざけるくらいならば負けに直結しないのでトークがしやすいです。
PS4やSwitchでプレイできるAPEXと比べるとVALORANTをプレイしている日本人視聴者数は少ないです。
まだVALORANTというゲームを理解している視聴者が少ない状況です。
そのような環境で、ガッツリと実力が出るVALORANTをやっても視聴者がついていくことができないのが現状でしょう。
想像しているVALORANTの盛り上がりよりも、ストリーマーやVtuberのVALORANT配信の視聴者数が増えてこないのはそのような環境が理由だと思います。