最近、APEXでは「スクリプト使用者がBANされた」という話題をよく目にします。
というわけで今回は「スクリプトってなに?」「自分も使っているかも…」という疑問について解説していきます。
Apex Legendsで話題の「スクリプト」とは何か
昨今のAPEX界隈で問題視されている「スクリプト」とは、キーを1つ押すだけで、あらかじめプログラムされた一連のキーボード操作やマウス移動を自動で行ってくれる機能(マクロ)のことです。
具体的には、射撃時のブレを自動で抑え込む「リコイルスクリプト」や、手動ではタイミングがシビアで難しいスーパーグライドやタップストレイフといった高度なキャラクターコントロールを、ワンボタンで簡単に出せるようにする用途で使われます。
例えば、左クリックを押して射撃をすると、マウスを動かさずとも自動でマウスがリコイルコントロールの動きをするプログラム、を仕込んでいるということです。
キーボードとマウスの環境において、ゲームの動作設定を記述した「cfg(config)ファイル」を書き換えることで、こうした自動化を行う手法が広まっていました。
リコイル制御やキャラコン補助がチート行為として処罰される理由
ゲーム内の設定ファイルを編集しただけでも、スクリプトによる操作の自動化は明確なチート行為とみなされ、アカウントBANの対象となります。
実際に、海外の競技シーンでも、スクリプト使用を理由にアカウントがBANされた事例が報告されています。
APEXのような対戦ゲームでは、プレイヤー自身の技術向上が前提の公平な環境が求められます。スクリプトを使えば、本来なら膨大な練習時間が必要な技術を不正にショートカットできてしまうため、ゲームの公平性を著しく損ないます。
プロの公式大会でも当然禁止されており、プレイヤーコミュニティにおいても「スクリプトがチートかどうか分からない人がいること自体がおかしい」と厳しく批判される行為となっています。
スクリプトやcfgが自動的に検知されBANされる仕組み
意図的にシステムを破壊しようとしていなくても、ゲームの公平性を維持するシステム上の仕様として、自動化された入力は厳格に監視され弾かれる構造になっています。
APEXのサーバーは、各プレイヤーの端末から送られてくる操作入力のデータ(ログ)のパターンを常に解析しています。
人間が手動でキーボードやマウスを操作する場合、どんなに上手いプレイヤーであっても、入力タイミングには必ず数ミリ秒のズレが生じ、マウスの移動軌跡にも微小な揺らぎが発生します。
しかし、スクリプトやマクロを使用すると、毎回ミリ秒単位で寸分違わぬ連続入力が行われ、機械的で均一すぎるマウスの移動パターンがサーバーに送信されることになります。
過去には、cfgファイルの改変によるスクリプトはシステムに検知されにくいと言われていた時期もありました。
しかし、現在ではアンチチートシステムがアップデートされ、こうした「物理的な人間の手ではあり得ない操作データ」をシステムが自動的に検知できるようになっています。
最近のAPEXにおいてスクリプト利用者が次々とBANされているのは、この自動検知システムの精度が向上し、手動操作と機械的なマクロ操作の明確な線引きがシステム側で行われるようになったという背景があります。
まとめ
- スクリプトとは、ワンボタンで複雑な操作や反動制御を自動化するマクロ機能のことであり、使用は公式にチートとみなされる。
- サーバー側で異常な入力タイミングを自動検知するシステムが強化されており、人間には物理的に不可能な操作ログは即座に特定されBANされる。