この記事では、Pokémon HOMEと新タイトル「Pokémon Champions(ポケモンチャンピオンズ)」を連携させる際の仕様について解説します。
どのステータスが引き継がれるのか、個体値やレベルはどうなるのか、育成のやり直しができるのかなど、連携前に知っておきたい疑問をまとめました。
HOMEとポケモンチャンピオンズの連携の基本と引き継がれる要素
まず大前提として、HOMEとチャンピオンズの連携にゲーム内ポイントなどは消費されず、何度でも無料で利用可能です。
HOMEの有料プランに加入していなくても、無料枠(30匹)の範囲内であれば問題なく連携できます。
30匹いれば、チャンピオンズ内で5パーティ分を組むことができるため、無課金でも十分に遊べる仕様になっています。
また、この連携システムはポケモンを直接「移動」させるのではなく、HOMEにいるポケモンを「リンク」して参照するような形式をとっています。
イメージとしては、本編ゲームのバトルボックスに登録するような仕組みです。
連携時にそのまま引き継がれる要素は以下の通りです。
- 努力値(きそポイント)
- 性格(ミントによる補正も含む)
- 覚えている技
- 特性
- 色違いの判定
- 入っているモンスターボールの種類
- 証(マーク)
これらは他のゲームシリーズでこだわって育成・厳選した要素がそのままチャンピオンズでも活かされるため、過去作で大切に育てたポケモンを即戦力として活躍させることができます。
レベルと個体値の特殊な仕様について
ここが対戦環境において非常に重要なポイントですが、チャンピオンズ内には「レベル」という概念が存在しません。
連携されたポケモンは、元のゲームでのレベルがいくつであっても、自動的に「レベル50」の状態にスケーリングされます。
そのため、事前にレベルを100まで上げたり、王冠を使うためにレベルを上げたりする手間は必要ありません。
さらに注意が必要なのが「個体値(生まれつきの強さ)」の仕様です。
チャンピオンズにリンクされたポケモンは、システム上すべての個体値が「31(いわゆるV、最高値)」に固定されます。
公式の対戦環境をフラットにするための仕様と考えられます。
そのため、素早さを極力遅くしたいポケモン(素早さ個体値0)や、混乱の自傷ダメージを減らすために攻撃を低くしたポケモン(攻撃個体値0)など、いわゆる「逆V」と呼ばれる特殊な厳選を行っていたとしても、チャンピオンズ内ではすべて最大値として扱われてしまいます。
過去作で特殊な個体値調整をしていた場合は、想定通りの動きができない可能性があるため注意が必要です。
なお、これらのレベルや個体値の変更はあくまで「チャンピオンズ内でのみ適用される仕様」です。
HOMEを経由して元のゲームに戻せば、レベルも個体値も元の数値のままなので安心してください。
努力値の仕様変更と育成データ上書きの注意点
実はここが最も気をつけなければいけない落とし穴です。連携したポケモンの育成データ(努力値など)に関して、システム上シビアなルールが設けられています。
まず、努力値(きそポイント)の計算方法がチャンピオンズ独自のものに微調整されています。
本編ゲームでは「252/252/余り4」という振り方が一般的ですが、これがチャンピオンズでは「32/32/余り2」という数値システムに変換されて適応されます。
比率としてはほぼ同じなので、極端にステータスが変わるわけではありません。
一番の注意点は「一度リンクした後のデータ更新」についてです。
初めてHOMEからチャンピオンズへポケモンをリンクした際、その時点での育成データがチャンピオンズ側に保存されます。
しかし、その後そのポケモンを元のゲーム(スカーレット・バイオレットなど)に戻して努力値を振り直し、再度チャンピオンズに送っても、その変更はチャンピオンズ側には反映されません。
これは、チャンピオンズ内で独自に行える育成要素と、外部ゲームでの育成が競合してしまうのを防ぐためのシステム的な限界だと考えられます。
もし連携後にステータスを変更したくなった場合は、元のゲームでやり直すのではなく、チャンピオンズ内に用意されているアイテムや機能を使って育成し直す必要があります。
逆に言えば、チャンピオンズ内でどれだけステータスをいじっても、元のゲームのデータが上書きされることはありません。完全に独立したデータとして扱われるため、事前の準備は「初回リンク時」に完成させておくのが最も効率的です。
まとめ
- HOMEとの連携は無料かつ無制限で、努力値・性格・技・色違いなどの基本情報はそのまま引き継がれる。
- チャンピオンズ内ではレベル50、個体値はすべて31(V)に固定されるため、素早さ0などの特殊な厳選は意味がなくなる。
- 初回リンク後に他ゲームでステータスを振り直しても反映されないため、変更したい場合はチャンピオンズ内で育成し直す必要がある。
少し独自のルールはありますが、過去の相棒たちを手軽に新しい対戦の舞台へ呼び出せるのは素晴らしい仕組みですね。個体値や努力値の仕様をしっかり把握して、最強のパーティを作り上げてください。