30歳を越えたあたりから意味不明な鼻水が出るようになってしまった私です。
結果的に「玉ねぎアレルギーだった」ということなんですが、今回はアレルギーの原因がわかったキッカケなどを書いていきたいと思います。
急にアレルギーになると原因がわかるまでめっちゃ時間かかるね!
基本的に鼻が弱い私
まず私は小さいときから週に一度、耳鼻科に通院しているような鼻炎持ちでした。
小学生くらいまではポケットティッシュが欠かせませんでしたし、大人になってもよく鼻を噛んでいて、たまに鼻血も出ていました。
もちろん花粉症ですし、ハウスダストでもすぐに鼻水が出てきます。
そんな私だったのですが、30歳を超えたあたりから1日のうち6時間くらいだけ鼻水がダラダラ出るということが増えてきました。
基本的には帰宅してから就寝までの数時間、そして起床後からお昼ごはんを食べるまでの数時間・・・。
この時間に鼻水がダラダラ出るんです。
でもお昼ごはんを食べ終わったあたりからは鼻水は一切出ることはなく、快適に生活できます。
鼻水が出ない日はまったく出ない、でも鼻水が出る日は午前中まで出る、こんな日々が数年続きました。
最初はハウスダストが原因かな?とか、気温差が原因かな?とかいろいろ考えました。
そして、ハウスダストを解決するために「鼻洗浄(鼻うがい)」を試してみたところ、花粉症の症状が劇的に軽減されました!
これ以降は毎日のように鼻洗浄をするようになり、鼻をかみすぎての鼻血が出るということはなくなりました。
しかし、どうしても、たまーに午前中だけ鼻水が出るという症状だけは改善できませんでした。
この午前中だけ鼻水が出るというのはずっと自宅にいる日でも、仕事に行っているときでも、河川敷でジョギングをしているときでも変わりませんでした。
それまでは「就寝中にハウスダストを吸い込むのが原因で、午前中はハウスダストのせいで鼻水が出ている」と思い込んでいました。
しかし自宅をどんなに掃除しても、換気をめっちゃしても、寝る時にマスクをしても、最終的には引っ越しをしても症状は変わりません。
ということは、この鼻水の原因はハウスダストが原因ではないということだ!
ここで初めて、私はナゾの鼻水の原因を本格的に追求してみることにしました。
そうです「食物アレルギー」を疑ってみることにしたんです。
30歳を越えてからカレーが苦手になってきた
「食物アレルギー」を疑ってみたとき、私の脳裏に一番最初に思い浮かんだものは「カレーライス」でした。
ここ数年、なぜかカレーライスが美味しいと思わなくなったんですよね。
なんかカレーライスの粉っぽさみたいなのが口の中に広がって、食感がおかしい?食べるとそんな感じがしました。
とくに自分で市販のカレールーを使って作るカレーがダメになりました。
電子レンジで温めるようなレトルトカレーとか、完全に具がルーに溶けているカレーは比較的美味しく食べられるんですけど、自宅で作るカレーがマズく感じるのです。
よくある食物アレルギーとしては「小麦粉」があります。
ですが、小麦粉を使った他の料理を食べても鼻水は出てきません。
ということは小麦粉アレルギーでもない!
じゃあ、カレーの食材としてアレルギーの可能性があるものはなんだ!?
新玉ねぎを生で食べたら鼻水が止まらなくなる
私は基本的に料理を自分で作ります。
一人暮らしだからね!食費を節約しないといけないから!
そしてよく買っていた野菜というのが「玉ねぎ」でした。
玉ねぎは安いし、ボリューム満点だし、シャキシャキ感が好きだし・・・!
春になったら新玉ねぎが旬ですね。
この年の春は花粉症の症状も軽く、基本的には鼻水が出ない生活を送っていました。
そんな春、状態の良い新玉ねぎがたくさんスーパーで陳列されていたので購入。
そして、新玉ねぎをスライスして、かつお節をかけて、そのまま生で食べました!
私が「玉ねぎアレルギーだったのか!」と原因を特定した瞬間でした。
それまでは玉ねぎを炒めて食べていた私でしたが、ふと「そういえば実家では新玉ねぎを生でサラダとして食べていたなー」と思い出して生で食べてしまったんです。
そうしたら異常に玉ねぎの辛味を感じるし、食べて数分後から鼻水がドバドバ出てきました。
こんなに鼻水って出るの?っていうくらいに出ました。
加熱した玉ねぎだと比較的大丈夫?
「玉ねぎアレルギー」について調べてみました。
玉ねぎアレルギーとなる成分には2種類あるようです。
熱を加えられると成分が変化する特徴があるという。
犬が玉ねぎを食べちゃいけないのは、この硫化アリルのせいらしい。
この2つの成分が玉ねぎアレルギーを引き起こすという。
私の場合、「とんでもなく玉ねぎの辛味を感じた」、「野菜が溶けるくらいに煮込んだカレーだと症状は起きない」、そして「新玉ねぎを生で食べたら大変なことになった」ということから、硫化プロピルの方に強いアレルギーがあるということでしょう!
普段は玉ねぎを使った肉野菜炒めなどを食べていましたが、しっかり炒めきれていなかったため、硫化プロピルが少し残っていて「食後から次の日の午前中まで」鼻水が出ていたということだと思います。
ちょうど次の日の午前中までに消化が終わって、硫化プロピルが体内から消える時間が昼頃だったということですね。
そういえば、自宅ではよく一人焼肉をやっていたのですが、そのときに玉ねぎを食べてもそこまで鼻水は出ることはなかったです。
焼き肉をするときは食材をしっかり焼きたいタイプですし、玉ねぎはガッツリ焼いた方が美味しいと思っていたので、いつもしっかり焼いていたのが理由でしょうか。
あらゆる玉ねぎに関する思い出をさかのぼってみると、ちゃんと焼いている玉ねぎならば鼻水は出ていなかったですね。
玉ねぎを一切食べない生活をしたら鼻水がまったく出なくなる
というわけで、新玉ねぎを生で食べた次の日からは玉ねぎを一切食べないようにしました。
スーパーでどれだけ玉ねぎが安くても、他の食材を買って食べるようにしました。
キノコとか、ほうれん草などの葉物野菜、あとはモヤシを食べました。
するとどうでしょう?週に1~2回は鼻水が午前中までグズグズ出ていた症状が一切でなくなりました!
もうこれ完全に玉ねぎアレルギーだったということですよね。
あと、この記事を書いていて思いましたが、肌が赤みがかるということも無くなりました。
以前まではちょっと手を引っ掻いたりすると、すぐにその部分が赤くなったのですが、玉ねぎを食べないようになってからはその肌の異常も治まりました。
アレルギーの症状の一つとして蕁麻疹など、肌に現れてくることもあるので、地味に玉ねぎを食べることで肌にもアレルギーが出ていたのでしょう。
玉ねぎを食べなくなったら、その肌の赤みも出なくなりましたよ!
というわけで、「午前中だけ鼻水が出る」という人は、前日の夜に食べたご飯の中に食物アレルギーの原因があるかもしれません!
でも、食物アレルギーの原因を突き止めるのはけっこう大変です。
私も「玉ねぎにアレルギーってあるの?」と思っていましたし。
毎日何を食べたかを記録し、そして食物アレルギーの一覧などと見比べて、食物アレルギーの可能性がある食材を一つ一つ確かめていき、ナゾの鼻水生活から脱却しましょう!