高校生の時に尿管結石で苦しむ経験をして以降、定期的に尿管結石と戦って生きている私です。
今回は「尿管結石ってなにか前兆があるの?」というテーマで書いていきたいと思います。
尿管結石の痛みとは?
結石ができると下腹部に猛烈な痛みが走ります。
私が高校生の時に結石が出来たときは、あまりの痛さに吐き気が数日続き、脂汗がだらだ出て、1週間ほどはまともな生活ができませんでした。
痛みに強弱はありますが基本的に結石ができると下腹部が痛いです。
「下腹部」のどの辺りが痛くなるかというと、腰に手を当てたとき(牛乳を飲むときにやるポーズ)の位置です。その辺りが痛くなります。
痛みは継続的ではなく断続的で、痛いときもあればまったく痛くないときもあります。
ですので、初めて結石になったときは痛みの原因に気づくことはできないでしょう。
最初は「腰痛かな?」とか「筋肉痛?」と勘違いしてしまうはずです。
結石の痛みの前兆ってある?
下腹部の痛みで結石ができたことに気づく前に、なにかしら前兆はあるのか?という本題です。
これは私の場合ですが、明らかな痛みが出る数日前から腰が張っているような感覚になります。
「座りすぎて腰痛?ちょっと腰を伸ばすストレッチするか~」って思った数日後に、いつも結石の痛みがやってきます。
ですので、私は腰痛かな?と思ったら白湯(水)を大量に飲んで結石がまだ小さいうちに尿として排出されるように対策しています。
この段階で結石が排出できれば痛みをほぼ感じる時間はほとんどありません。
逆に、この腰痛に気づけないまま下腹部に痛みを感じる状態になってしまうと、そこから1週間~数週間は結石の痛みと付き合うことになってしまいます。
結石が留まってしまっている場所によって痛みを感じる箇所は微妙に変わってきます。
腰痛ではなく、お尻や太ももの付け根あたりにじんわりとした違和感があるときもあります。
また、上半身を大きく曲げたときだけ腰が張ってるように感じるときも前兆と言っていいでしょう。
一度結石を経験すると「これは前兆だな?」と気づけますが、普通はなかなか気づけません。
前兆を感じたらどうすればいい?
少しでも前兆っぽい雰囲気を感じたらとにかく水を大量に飲みます。
私は水を1日3リットルくらい飲んで腰の張りなどが完全に無くなるまで続けています。
だいたい2~3日で違和感はなくなりますが、場合によっては1~2週間くらい水を飲み続ける日々が続きます。
とくに冬場の乾燥している時期、夏場の汗をかきやすい時期は注意して違和感に気づけるようにしましょう!
普通に水を飲むよりは漢方も一緒に飲んだり、結石が大きくなるのを防いでくれるお茶を飲むのもオススメです。