【柏崎編】なぜ軍艦が座礁していた?恋人岬の南京錠は夢なのか、現実なのか…【終末ツーリング/考察/ネタバレ】

 

『終末ツーリング』の考察ブログ、今回は【柏崎編】をお届けします。

ヨーコの夢について徐々に明らかになってくる回です。

 

>>前回【会津・長岡編】の考察記事はコチラ<<

 

 

ヨーコとアイリの道のり

長岡で戦闘機に乗っていたクレアから「三沢基地にいる」と知らされはしましたが、ヨーコはあくまで自分たちの旅を続けます。

ちょっと南下し、「つーりんぐらむ」でお姉ちゃんも訪れていた、柏崎市にある恋人岬へ向かうことにします。

 

 

 

米山国定公園

草木が生い茂っている道路をセローで駆け抜けると、そこには日本海が広がっています。

少し遠くに、軍艦のような船が座礁しているように見えます。

 

ヨーコはアイリに「高く跳べばユーラシア大陸が見えるよ」と教えます。

アイリはぴょんぴょん飛び跳ねますがユーラシア大陸は一切見えず、そこでヨーコの嘘であることに気づきます。

 

 

恋人岬

鎖にたくさんの南京錠がかけられている恋人岬。

恋人たちが永遠の愛を誓うロマンチックな場所です。

お姉ちゃんの「つーりんぐらむ」だと、2038年に訪れているようです。

 

ヨーコも南京錠をかけてみようとしますが、新品の南京錠はありません。

すでに鎖についている南京錠を強引に外そうとしますが、さすがにアイリに怒られてしまいます。

 

南京錠は諦めて、長岡で発見したアルファ米を炊いて食事をすることにした二人。

飯盒でお米を炊くヨーコでしたが、いつものようにウトウト眠くなってきます。

 

 

夢の中

夢の中で恋人岬にやってきたヨーコ。

大勢のカップルたちと同じく、近くにある売店で南京錠を手に入れます。

 

南京錠の右側にペンギンの絵を描くヨーコ。

そこに後ろからお姉ちゃんが話しかけてきて、左側にキツネの絵を描きます。

「これって本当は恋人同士でやるものなのよ」と言うお姉ちゃんに対して、ヨーコは「ずっと仲良しのボクたちが、2人でここに来た記念にしよ!」と言います。

 

 

現実の恋人岬

ヨーコが夢から覚めると、ちょうどご飯が炊きあがっていました。

おにぎりにして食べると、その美味しさに感動する二人。

シェルターでもお米は出ていたようですが、それよりも美味しかったようです。

 

新品の南京錠を持っているヨーコに対して「どうしたの?これ…」と不思議がるアイリ。

夢で見たとおりに売店にあったことを伝えると、アイリもヨーコの夢については慣れたようで、すぐに納得します。

 

鎖にかかっている南京錠を1つ1つ見ていくヨーコ。

すると、夢の中で見た「ペンギンとキツネの絵が描かれた南京錠」があったのです!

その南京錠には「2038.6.12」と日付が書かれています。

 

ヨーコは自身にタイムリープの特殊能力があるのでは?と推測しますが、アイリに即否定されます。

南京錠にナイフを使い「ヨーコとアイリ」の名前を刻むヨーコ。

アイリは「それって恋人とやるんじゃないの?」と指摘しますが、「ボクたちは願掛けなんて必要なくて、もうとっくに仲良し!2人で来れた記念だよ」とヨーコは返します。

 

 

考察ポイント

ついに夢と現実が繋がっている証拠が登場した【柏崎編】で気になったポイントを考察していきます。

 

座礁している軍艦

ひかわ
ここでも動かなくなった船があったわけだけど、今回は陸から少し離れた場所で座礁しているかのような軍艦?があった。

 

横須賀港では潜水艦が道路にあり、大洗でもフェリーが陸に打ち上げられた状態でした。

ここ柏崎でも動かなくなった軍艦はありましたが、陸から数百メートルほど離れた場所で座礁しているかのように動かなくなっていました。

 

横須賀港や大洗のものは、横須賀港への攻撃による爆発、もしくはその爆発による津波が影響していると思われます。

しかし、太平洋側の津波は日本海側にここまで大きな影響は与えないと思われます。

となると、日本海側でも同じような爆発があり、その影響で航行中の軍艦が座礁してしまったと考えられます。

 

横須賀港での爆発のような攻撃がユーラシア大陸側でも起きていて、その余波が日本海まで来たと考えるのが自然でしょうか。

ヨーコがユーラシア大陸を気にしていましたし、ありえない話ではないでしょう。

 

 

ヨーコの夢は現実なのか?

ひかわ
南京錠に描かれた絵の件で、夢が現実に起きた記憶である可能性が高い…というか、ほぼ確定だと思うんだけど、どうだろう?

 

ヨーコが夢の中で描いたペンギンの絵、そしてお姉ちゃんが描いたキツネの絵が実際に存在しました。

さらに、その絵の下に書かれていた日付は、お姉ちゃんの「つーりんぐらむ」の投稿日と同日です。

さすがにこれは「ヨーコの夢は現実に起きた記憶」だと断定して良いでしょう!

 

そして、夢の中でのお姉ちゃんとの会話と、夢から覚めてアイリとした会話が似ている点も気になるところです。

どちらでも相手は「恋人とやるもんじゃないの?」と指摘し、ヨーコは相手に対して「ボクたちはずっと仲良し、2人でここに来た記念にしよう」と言っています。

 

「現在のヨーコが当時のヨーコ」と同じ存在であるならば、「アイリはお姉ちゃんの記憶、もしくは思考パターンを受け継いだ存在なのでは?」という仮説が浮かんできます。

記憶そのものがあるなら、最初に南京錠を見た瞬間に気づく、もしくはフラッシュバックのようなものがあるはずです。

しかし、その後の会話が無意識に夢の中のお姉ちゃんと重なるあたり、記憶ではない深い部分でリンクしていそうです。

 

 

まとめ

というわけで、太平洋側とはまた様相が違う日本海側のことがわかってくる【柏崎編】の考察でした!