ラジオメールが採用されない人がやりがちな「間違った書き方」とは?

 

ひかわ
私がラジオへ送ったメールがぜんぜん読まれないんだけど、なにか原因ってある?

 

というわけで今回は、ラジオへメールを送るときに「これをやっちゃうと採用されませんよ」という禁止事項を紹介していきます。

 

メールの基本的な書き方の間違い

まずはラジオ投稿の初心者の方がやりがちな間違いについての紹介です。

ラジオメールは「スタッフさんが1通ずつ読んで選んでいる」「ラジオ番組は公共の電波に乗っている」ということを意識しましょう。

 

タイトル(件名)を書いていない

ラジオメールの件名(タイトル)にはコーナー名をしっかり記載しましょう。

そうしないと、そのメールを読むスタッフさんは「このメールはなんのコーナーに送られてきたものなんだろう?」と困惑してしまいます。

 

あと単純に件名がなにもないメールは、スパムメールの可能性があったりして怪しいメールに勘違いされてしまう可能性もあります。

 

改行がまったくされておらず読みづらい

改行がまったくされていないメールというのはとても読みにくいです。

今では多くの人がスマホからメールを送ると思いますが、実際にラジオ番組側ではパソコン画面、もしくはA4用紙に印刷されてからメールが読まれます。

もしもメールをまったく改行せずに書いてしまうと、上記画像のようにパソコン画面(もしくはA4用紙)で見た場合にとても読みづらくなってしまいます。

上記画像で言うと「感じます」で意図せず改行されてしまい、「感じます ”ね”」の「ね」の存在に気づきにくいです。

 

ですので、改行をしっかりしてスラスラと読みやすいメールを作りましょう!

 

 

改行をしっかりすると、このようにパソコン画面(A4用紙)でも読みやすくなります。

「!」や「。」で改行すると良い感じになります。

 

どんなに面白いメールが書けても、読みにくいだけで面白さは半減してしまいます。

 

メールの内容的な間違い

次はメールの内容、文章構成についての間違いを紹介です。

 

1つのメールにいろいろな話題を書きすぎている

ラジオに送るメールというのはなるべく簡潔で短いものが理想です。

ダラダラと長いメールはなかなか読まれません。

 

 

よくあるのがライブやイベントの感想メールですね。

ライブやイベントの感想メールって、あなたが会場に行ってからエンディングまでの流れを全て書きたくなってしまいます。

しかし、それだと1通のメールがとてつもなく長くなってしまいます。

 

 

もしも、そういうメールを書く場合は「ライブのアンコールの曲が良かったです!」とか「イベントの〇〇〇〇コーナーが面白かった!」と、1つの注目点だけに絞ったメールを書くのが理想です。

 

「開演前の物販で買ったTシャツが良かったし、曲も良かった、MCトークも地元について語っていて面白かった、アンコールもあの曲を歌ってくれて嬉しかった」という感想メールを送りたいのであれば、「物販のTシャツについて」「曲について」「トークについて」「アンコールについて」と、それぞれ1通ずつメールを作るのが良いです。

 

情報が書かれておらず何の話かわからない

ラジオのパーソナリティさんが焼き肉について話していたので、美味しい焼肉屋さんについてメールを送りたいとしましょう。

そして実際に「この前行った焼き肉屋では、カイノミがとても美味しかったです!塩で食べるのがオススメです!」とメールを送りました。

はい、カイノミってなに?という話ですよ!

 

このように一般的ではない単語や情報については、しっかり補足を書いておきましょう。

意外と「自分では当たり前だと思っているけど、他の人はピンとこない」ことって多いです。

 

 

今回であれば「この前行った焼き肉屋では、”カイノミ”というバラ肉の一部である希少部位がめちゃくちゃ美味しかったです!あっさりしていて柔らかいので、塩で食べると肉そのものの味を楽しめてオススメです!」と書くのが良いですね。

カイノミとは?を説明しつつ、なぜ塩で食べるのが良いのかが書かれています。

 

 

「この単語って何?」「なんで美味しいと思ったの?」をしっかり書くようにしましょう。

 

放送禁止用語が使われている、放送にそぐわない内容

基本的なことではありますが、放送禁止用語的なことを書いても読まれません。

ラジオネームで笑いを取りたくて下ネタのラジオネームをつける人はよくいますが、それが放送禁止用語だったらメールは読まれません。

一般的には放送禁止用語ではないけど、昨今のコンプライアンスの厳しさ的に放送禁止用語っぽい言葉は増えていると思うので注意しましょう。

 

暗黙のルール&マナー的な問題

最後にラジオメール独特の暗黙のルールというか、マナーみたいなものを紹介します。

これを知っておかないと、メールを選ぶ番組スタッフさんからの評価が下がってメールが不採用になる可能性があります。

 

他の番組に送ったメールを再利用して送る

他の番組に送ったメール、もしくは他の番組で採用されたメールを「この前送ったメール面白かったから再利用して別の番組に送っちゃおう」とするのはダメです。

これはラジオ業界ではマルチ投稿と呼ばれ、かなり嫌われる行為です。

他の番組に送ったメールを再利用するのは辞めましょう。

 

他のリスナーさんのメールをパクる

他の番組で読まれていた他のリスナーさんのメールをパクって送る、これももちろんダメです。

パクリはダメです。

 

同じ内容のメールを何通も送る

今回の記事でも何度も書いていますが、メールは番組スタッフさんが1通ずつ読んで選んでいます。

それなのに「いっぱいメール送れば、どれか一つは読まれるだろう」と同じメールを何通も送るのはダメです。

同じメールを何通送られてきても面白さは変わりませんし、メールを選ぶスタッフさんの業務を邪魔するだけです。

 

ただし、違う内容のメールを何通も送るのはOKです。

毎回読まれるような常連リスナーさんはいろいろなメールを毎週何通も書いて送っています。