せっかくTikTokで動画を投稿したのに再生回数が増えない!ということがよく起きます。
どんなに動画を投稿しても再生回数は0のまま・・・
「シャドウバン」とはなに?
まず「シャドウバン(シャドーバン)」について知っておきましょう。
シャドウバンとはSNS運営側から迷惑行為をするユーザーへの対策のことを言います。
SNSにおいて他のユーザーの気分を害したり、著作権侵害の動画を投稿したり、攻撃的な行動をしている人をさりげなく排除するために行われます。
シャドウバンの具体的な対策としては「自分の投稿が他のユーザーの検索にヒットしなくなる」「他のユーザーのおすすめに掲載されなくなる」などがあります。
迷惑ユーザー本人としては普通に投稿(書き込み等)ができますが、それが他のユーザーからは見れなくなります。
この「他のユーザー」というのはフォローをしていない完全なる他人のことです。
シャドウバンをされていてもフォローしているユーザーからは、迷惑ユーザーの投稿は見れます。
迷惑ユーザーをすべてBAN(完全に追放)するのではなく、そこまで悪いことはしていない改善の余地がありそうな迷惑ユーザーはシャドウバンをされます。
ですので、一般的にはしばらくするとシャドウバンは解除されて、他のユーザーからも投稿が見れる状態に復活します。
Twitterにもシャドウバンは存在する
Twitterにもシャドウバンがあります。
Twitterでは実際に私がシャドウバンされてしまった実例があります。
私はブログの宣伝のために新しくTwitterアカウントを作り、そのアカウントでブログ記事を書くたびにURL付きでツイートをしていました。
その宣伝ツイートにはハッシュタグを入れていました。
すると、ある日を堺にして私のブログ記事の宣伝ツイートがハッシュタグの検索にヒットしなくなってしまったのです。
まさにシャドウバンですね。
自分のツイートがTwitter内の検索に一切ヒットしなくなったのです。
こうなってしまうと、どんなにTwitterで自分のブログを宣伝してもアクセス数はまったく増えませんでした。
結果的にTwitterでのシャドウバンは無事に解消することが出来ました。
ブログ記事のURLをハッシュタグ付きでツイートしすぎるとTwitterではシャドウバンされてしまうということで、私はURLもハッシュタグもつけていないツイートを1週間ほど1日に数件やってみました。
すると、ハッシュタグ付きのブログ記事宣伝ツイートも検索にヒットするようになったのです!
これはどういうことかというと、URLありのツイートをハッシュタグをつけてやりまくってしまうと、露骨な宣伝アカウントだとTwitterに判断されてシャドウバンされてしまうために起こります。
そのため、「私は普通の人間で、たまに宣伝ツイートをするだけですよ」ということをTwitterさんにわかってもらうために、普通のツイートを続けていたらシャドウバンが解消されたということです。
TikTokにおける「シャドウバン」は何が違うのか?
TikTokもSNSというカテゴリーに入るサービスですので、シャドウバンはあります。
TikTokでシャドウバンをされてしまうと「他のユーザーに自分の動画がオススメ表示されなくなる」ということが起きます。
まだTikTokを始めたばかりでフォローしてくれる人もいない状態だと、オススメに表示されないと誰も投稿を見てくれないことになるので、いつまで経っても再生回数が0のままになってしまいます。
TikTokでのシャドウバンも、先程のTwitterと同じで「ハッシュタグをつけすぎる」や「攻撃的な動画」「同じ動画を何度もアップロードする」、「著作権侵害の可能性がある」などで自動的に実行されます。
好きな芸能人が出演したテレビ番組を撮影してアップするのも著作権侵害になりますので注意しましょう。
実際に「シャドウバンされた!」と言っている人のTikTokを見てみたら、ほとんどが著作権侵害をしている動画だったということが多いです。
ハッシュタグのつけ過ぎは良くない!
TikTokでバズらせるためには「ハッシュタグをたくさんつけよう」とアドバイスをする人もいるかもしれませんが、それが逆効果でシャドウバンになってしまう可能性があります。
ハッシュタグをつけるのは良いですが、常識の範囲内でハッシュタグを数個くらいだけつけましょう。
もしもTikTokでシャドウバンになったと思ったら、ハッシュタグをつけずに自分で撮影した健全な動画をどんどんと投稿してください。
健全な動画を何個も投稿することでTiktokのシステムに「このアカウントは安心ですよ」というのをアピールするわけです。
しばらくはシャドウバン状態が続くとは思いますが、いずれはシャドウバンが解消されます。
たまに「何もせずに2週間くらい放置すればシャドウバンが直る」という情報もありますが、今のTiktokのシステムでは何もしないと何も起きません。
悪いことをしたままでは「悪いことをする人」という評価は変わらずシャドウバンのままです。
良い健全な動画を投稿して「良いことをする人」とアピールが必要です。
どうやってもシャドウバンが直らない!
今まで様々な方のシャドウバンに関する相談を受けてきました。
ここまで書いてきたようなことを私なりにアドバイスさせてもらった結果、全員シャドウバンが直っています!
アドバイスと言っても「普通の動画をめげずに投稿し続ける」というだけです。
こういう悩みを訴えてきている人のほとんどが「シャドウバンになってから投稿をまったくしていない」だったり、「シャドウバンをされた後もハッシュタグつけまくり、著作権侵害しまくり」です。
それでは直らないのも当然です!
普通の動画を投稿していれば徐々に評価を取り戻せていき、いつかはシャドウバンが直ります。
というわけで、「シャドウバンが直らない!」と悩む前に健全な動画を投稿し続けましょう。
いつかは絶対に直ります!