今回はVALORANTでよく耳にする「内部が腐る」ということについて紹介します。
「内部」ってなんのこと?
「内部」とは【内部レート】のことを言います。
VALORANTのランク(コンペ)ではこの内部レートがポイントに大きく関わってきています。
内部レートを簡単に言うと・・・
- 内部レートが高いと勝利ポイントをたくさん貰えて、負けてもポイントをあまり引かれない
- 逆に低いと、勝ってもポイントを全然貰えず、負けたときにごっそりポイントを引かれる
です。
よく初心者プレイヤーが愚痴っているのがまさにこれです。
その1マッチでどんなに結果が良くても、内部レートが低ければポイントは思ったよりも貰えません。
逆に、内部レートが高い人は成績があまり良くなくても勝った時にポイントをたんまり貰えます。
普段から良いプレーをして、内部レートが低くならないようにする必要があるということです!
内部レートはどうすれば良くなる?
内部レートのシステムについて、VALORANT運営(RIOT)はその詳細を公表していません。
それを公表すると勝ち負け無視して裏技的に内部レートを上げようとするプレイヤーが出てきますからね…
とはいえ、なんとなーく内部レートのシステムはわかりつつあります。
「スキルが効果的だった」「そのラウンドでキルを最初に取った」「強い相手からキルを取った」「射撃の命中率が高い」「生存率が高い」などで内部レートは良くなっていくと言われています。
単純なキルだけではなく、スキルの使い方や勝ちにつながる生存率が関わってきているとされています。
キル数だけだとデュエリストが圧倒的に有利すぎですからね。
内部レートは「現在のランクが適正かどうか?」でポイントが増減します。
内部レート的にはシルバーの腕前と判断された人は、ブランズランクにいるときは「お前はシルバーくらいの腕前あるから早くシルバーに行きな!」ということでポイントが多く貰えます。
そして、シルバーの内部レートの人がその内部レートのままでゴールドに行くと「まだ腕前はシルバーくらいだからポイントはあまりあげないよ」となり、ゴールドランクではポイントが貰えなくなります。
これを ”内部レートが悪くなった” と表現するのが正しいのか?という話になります。
【内部レート自体は変わってないけど、ランクが上がったからポイントが貰えなくなった】と表現するのが正しいとは思います。
内部が腐る原因とは?
「内部が腐る」とは、内部レートが低すぎてポイントが全然貰えなくなることを言います。
勝っても10ポイントくらいしか貰えない状態のことですね。
これだと勝率5割でもすぐランクが下がっていくでしょう。
先程も書いたように、貰えるポイントは【現在のランクと内部レートの差】で決まってきます。
要するに、内部レートが腐るというのはVALORANTのシステムから「お前のランク、内部レートよりも高すぎw」と言われているということ。
「実力に見合わないランクにいるな!」ってことです。
内部が腐りやすい人の特徴としては、普段デュオやフルパでやっている人が挙げられます。
強い友達と一緒にやって勝率が良くてランクが上がってきたけど、自分自身はあまり強くないから内部レートが高くならず、内部が腐った状態になったわけです。
いわゆる「キャリーされた」状態だと内部が腐りやすいです。
内部を腐らせない方法は?
ソロで内部が腐るということはほぼないです。
たまにソロでも内部が腐ったという人がいますが、それはマッチ運が良くて運よく連勝してランクが上がってしまった場合がほとんどです。
ソロだとキャリーしてくれる人はいませんから、自分自身の正当な実力がそのまま内部レートとして反映しやすいです。
内部レートを戻す方法
簡単に言えば、そのまま負け続けて内部レートが想定しているランクまで下がれば貰えるポイントが安定してきます。
内部レートは数試合で劇的に上がり下がりすることはないので、何十試合もかけて内部レートを戻す必要があります。
で、内部レートは自分が強くなれば上がります。
最初の方でも書いたようにただキルを取るのではなく、最初にキルを取って人数有利を作り出したり、むやみに突っ込まず生存するのも大事です。
自分が囮になって胴体に1発だけ当てて、あとは味方にキルを取ってもらう動きなども必要です。
自己満足プレーに走らず、チームが勝てるような動きをしていると内部レートは上がってくる(戻って来る)でしょう。