『終末ツーリング』の世界に突如現れた生存者、「クレア」。
今回は、世界の終末について多くの情報を知っていそうな彼女について紹介します。
クレアとは?
クレアは【三沢基地編】から登場する宇宙飛行士の女性で、ヨーコたちにとっては初めて出会う人間の生存者です。
宇宙船で活動中に大規模な太陽フレアに遭遇、宇宙空間でコールドスリープに入ったことにより生き残りました。
戦闘機の操縦が可能で、長岡からヨーコたちにモールス信号を送り、三沢基地へ来るように誘導した人物でもあります。
外国人ですが語学が堪能で、ヨーコたちとは日本語でコミュニケーションを取っています。AI搭載の相棒ロボット「ウィルソン」が、彼女の話し相手になっています。
他の宇宙飛行士たちの行方
クレアを含め、7人の宇宙飛行士が宇宙船で活動していました。
しかし、突如として巨大な「太陽フレア」が発生。
宇宙船の電源を喪失し、数時間後には酸素が尽きてしまうという危機に陥りました。
そこで宇宙飛行士たちは、コールドスリープで生き延びることを選択し、宇宙船内で眠りにつきます。
そして、ヨーコたちがいる時代になって宇宙船は地球(三沢基地近くの海)に落下。
そこでコールドスリープから目覚め、三沢基地を拠点に活動を始めます。
クレアたち宇宙飛行士は地球上の生存者を探したり、戦闘機を修理したりしていましたが、謎の病によって次々と命を落としてしまいます。
謎の病について原因は不明です。コールドスリープで体に負荷がかかったのか?それとも今の地球は人間が生きる環境ではなくなってしまったのか?
結果的に、クレアが宇宙飛行士の中で唯一の生き残りとなってしまいました。
ちなみに、クレアが「一人になってから」ヨーコたちに出会うまでの期間は3ヶ月です。
太陽フレアへの疑問
太陽フレアによって宇宙船の機能が完全に停止したこと、そして宇宙から地球の灯りが消えているのが確認できたことから、地球の機能も停止したことがわかります。
広範囲にわたってオーロラが広がっていた描写もあり、大規模な太陽フレアが実際に起きたものと思われます。
また、この巨大な太陽フレアが発生する以前にも、太陽フレアは何度も起きて地球に影響を与えていたようです。
宇宙飛行士の仲間は「ヨーロッパで太陽フレアによる停電が発生し、エアコンが使えなくなったことで多くの人が暑さに苦しんだ」と話しています。
しかし、クレア自身は、太陽フレアが世界の終末を招いた直接の原因であることに疑問を抱いています。
「太陽フレアで機械が動かなくなっただけで人類が消滅する?」「宇宙船ですら耐えられない太陽フレアって何なのよ!」と。
仲間の宇宙飛行士も「太陽フレア(磁気嵐)でこんなことになるか?」と不思議がっていました。
大規模な太陽フレアは、日本時間の夜に起きています。
宇宙空間から明かりが消えていく日本が見え、さらには月も宇宙船から見える位置にあるということは、日本は夜だったということになります。
ですが、道路に放置された車は「渋滞中」のようであり、さらに「道の駅あいづ」の駐車場も満杯でした。
この車の状況を見ると、車が動かなくなった瞬間は到底夜だったとは思えません。
となると、「車が動かなくなった」のは、クレアが遭遇した大規模な太陽フレアとはまた別の原因だったと考えられます。
クレアはどこへ行ったのか?
クレアは赤道に建設が予定されていた軌道エレベーターを探しに行ったと思われます。
当初のクレアは「人類がいないなら文明も終わった…」と悲観していたと思われますが、アイリがロボットだとわかってからは感情が一変したのでしょう。
「こんなロボットを作れる技術力があるなら、人類が軌道エレベーターを作って宇宙へ脱出したのでは!?」と。
そしてクレアは戦闘機に燃料(おそらくフルで搭載しても片道だけ…)を積み込み、赤道へ飛び立ったわけです。
人類がまだ生き残っている可能性を信じて飛び立ったクレア、心が締め付けられるシーンです。
クレアは死んでしまうのか?
クレア自身も体調が優れないことを自覚している様子が描かれています。
宇宙飛行士たちの知識をもってしても、この謎の病気の原因は解明できなかったとのことです。
また、ヨーコもクレアの体調については薄々感づいていた模様。
どうにか命があるうちに、人類が生き残っている証拠、もしくは人類そのものを見つけて欲しいですね…。
