2020年5月のGoogleコアアップデートにより運営しているブログが軒並み検索順位を大幅に下げてしまいました。
それまで検索順位1位だったページが順位を下げられた結果、ブログへのアクセス数が激減です。
アクセス数が激減するということは収益も減ったわけで・・・。
そんなこんなでブログ運営について本気出して考えるようになった2020年6月です!
この6月からはSNSでの記事宣伝を始めてみました。
実は今までブログをSNSで宣伝するということはなかったのですが「これはさすがにSNSでも宣伝しないとヤバイ」と思ったので始めてみました。
今回は個人ブログ(雑記ブログ)をSNSで宣伝するメリットや必要性について書いていきたいと思います。
「Googleからの検索流入」と「SNSからの宣伝流入」はどう違うのか?
私が運営しているブログは、どのブログも検索流入狙いです。
なぜ検索流入重視で運営していたかというと、ブログで収益を得ていくには検索流入からが大事だと思っていたからです。
検索流入というのはその事柄について気になっていたり、購入を考えている人がきます。
例えば「ダイエット サプリメント おすすめ」とかで検索流入してくる人は、ほぼ確実にダイエットサプリを購入予定です。
「自宅で出来る簡単な修理方法はないかなー?」とか「テレビで紹介されていたあの商品、実際の評価はどうなんだろう?」など。
修理道具を紹介すれば工具などが売れますし、テレビで紹介された商品のリンクを貼っておけば売れます。
このようにネットで検索をするということは、なにかしらの目的があっての行動です。
確実になにかを購入しようとしている人をブログに呼ぶためには検索流入は絶対条件なわけです。
一方、SNSからの流入はそこまで目的意識があると私は思っていませんでした。
SNSに記事へのリンクを貼っても、それを見るのは限られたフォロワーさんだけ。
良い言い方をすれば「記事自体へのファン」しかSNSからは流入してこないので、紹介した商品は求められていないと。
そう思っていました。
「ググる」という言葉はもう古い?
「必要な情報とかはGoogleで検索するんじゃなくて、YouTubeとかSNSで検索するらしいですよ。」
そんなことを先日、仕事仲間のコミュニケーション能力が高い人から聞きました。
コミュニケーション能力が高い人は調べ物の方法についても会話に取り入れるのか・・・。
どうやら、欲しい商品があるときはYouTubeで開封動画を見たり、ご飯屋さんを探す時はSNSで実際の料理を撮影した画像をアップしているツイートを調べるというのです。
たしかに商品がほしい時は実際に使用している動画の方がわかりやすいし、購入後のイメージも膨らませやすい。
ご飯屋さんを調べるときも、食べログの「これはステマ?」みたいなレビューよりも、SNSの方が信用できる気がする・・・。
YouTubeやSNSは匿名(もしくはニックネーム)で登録しますが、それまでに投稿した動画やツイートは見ることができます。
過去のそういう情報を見ていくと、今現在見ている動画やツイートの信頼性がわかってきます。
Google検索をすると価格コムや食べログでレビューが書かれていますが、意外とそのレビューを書いている人の過去は気にしないものです。
そうするとステマやヤラセ的書き込みに気づきにくいことが多くなってしまいます。
記事を書いてSNSにも同時アップしたら収益がすぐに生まれた
というわけで、さっそく記事を書いて即Twitterにアップしてみました。
ユニクロのエアリズムマスクが買えなかったときは日本製の布マスクを買うことにしよう。とりあえず19日はオンラインストアでクリック! https://t.co/3Ivm4J8dna
— 桧川ようと(ひかわようと) (@hikawayouto) June 15, 2020
このように、ちょっとだけトレンドを意識したユニクロのエアリズムマスクについての記事をTwitterにもアップしてみました。
すると、検索流入はほとんどありませんでしたが、SNSからの流入は300件以上ありました!
さらに、同時に紹介したマスクがAmazon経由でも売れて収益がさっそく生まれました!
Twitterにも記事をアップしてわかりましたが、SNSで検索をかける人がそれほど多いということですね。
SNS流入はバカにしちゃいけない!むしろ優先的に意識しなきゃいけない!そう思います。
SNS流入を意識していれば、Google検索でのSEO対策にもなるはず!
私は以前、プロ野球に関するブログを書いていました。
その日の試合を個人ブログっぽい観点からまとめて記事を書き、SNSにも同時アップしていたのです。
プロ野球に関する記事というのはGoogleからの検索流入はほとんど見込めません。
なぜなら有名スポーツ紙の記事が絶対に上位を占めるから!
スポーツ紙には記事数、PV数などなどあらゆる面で個人ブログが勝てるわけがありません!
だから私はSNSに記事をアップして宣伝をしていたわけですね。
その時に運営していたプロ野球のブログは、SNS流入を中心に月間で5万ほどのアクセス数がありました。
最初はほとんどSNSからの流入だったのですが、徐々にGoogleからも流入が増えてくるようになりました。
そうです、SNSから流入でアクセス数を増やすことでGoogleさんから「お前のブログなんか人気じゃん、じゃあ検索順位も上げてあげるよ」と評価されたのです。
このブログでも何度も書いていますが、最近のGoogle検索は「E-A-T」という項目を優先的に評価するようになっています。
「E-A-T」とは「専門性・権威性・信頼性」のことです。
記事を書いている人がちゃんと専門的な知識があるのか?を重視されるようなったんですね。
ではその「E-A-T」の評価を高めるにはどうすればいいのか?
Googleさんがわざわざブログを一つずつチェックして「よし、この人は専門家だな」と判断するわけではありません。
Googleさんはあくまで検索のデータを元にして専門的な人かどうかをプログラム的に判断しています。
有名な人や専門家はその名前で検索されるため、データ的に専門的な人だとすぐに判断できます。
個人ブログが検索上位に行くため、Googleさんに認められるためにはこのようにブログ名などで検索される必要があるのです!
私が運営していたプロ野球のブログはSNSでそれなりに知名度を得た結果、Google検索でもブログ名での流入がどんどん増えていきました。
すると、とある新外国人選手に関する記事を書いたところ検索上位が1ページ目に躍り出たのです!
有名スポーツ紙の記事よりも私の書いた新外国人に関する記事の方が上位にきたんです!
あのときはパソコンの前でガッツポーズをしたのを覚えています。
というわけで、SNSで知名度を上げていけば、ブログ名や著者名で検索をかけてもらえることが増えるはずです。
そうなると現在Googleが優先的に評価している「E-A-T」を高めることができ、SEO対策に直結します!
今、Google検索で個人ブログが戦っていくには、まずはSNSでの戦略を見直していく必要があると思います。