【原因】USBDACをレビュー!ホワイトノイズが酷い?発生原因と実際に行った対策

 

ゲーミングパソコンでFPSゲームをやったり、パソコン作業中は音楽を聞くことが多い私。

最近になってゲーム音や音楽を聞くときの音質が気になり始めたので、音質を向上させるアイテムを購入してみました。

 

というわけで今回は『USB-DAC』の実機レビューをしていきたいと思います!

 

実機レビュー『Signstek Audio USB-DAC』

今回、パソコンの音質を向上させるために購入したアイテムは『Signstek Audio USB-DAC』です。

この機器はUSBでパソコンやゲーム機に繋ぐだけでヘッドホン(イヤホン)の音質を向上させてくれるというもの!

USB-DACには高価なものもありますが、今回は入門編ということで安くて評価の高いこの商品を選びました。

 

使い方はとても簡単で、USBをパソコンに刺し、このUSB-DACにイヤホンを刺すだけ!

ソフトのインストールなどは不要です。

 

で、実際にUSB-DAC経由で音を聞いてみると、明らかに以前よりも迫力がある音が聞こえるようになりました!

今まではゲーミングパソコンのマザーボードに搭載されている「Realtek Audio」で音を聞いていましたが、それよりも確実に音は良くなっていました。

「あっ、この曲って小さくドラム入ってきてるんだー」という新たな発見ができて嬉しい!

 

ひかわ
FPSでも銃声とか足音が聞こえやすい?

 

もちろんFPSゲームでも以前より音が聞こえやすくなりました

ただし、あまりにも音がハッキリ聞こえてしまうので「足音うるさい!」と思う人もいるとは思います。

今現在FPSゲームをやっていて「足音がよくわからない・・・」という人はUSB-DACを試してもいいかもですが、現状で足音がハッキリ聞こえていて「さらに音が聞こえるようになりたい」という人にはオススメはできません。

 

 

ゲーミングパソコンでホワイトノイズ発生

私はパソコンをするときはイヤホンを使っています。

今回買ったUSB-DACもイヤホンを繋いで使っていました。

 

ひかわ
ってか、無音のときにホワイトノイズ凄すぎない??

 

USB-DACにイヤホンを繋いだまま、パソコンで何も音を出していないときのホワイトノイズが凄いのです!

イヤホンからけっこうな音量の「サァァァーーーーーーーーーーーー」というホワイトノイズが聞こえます。

一度気になると、もうダメです。

FPSゲームをやっているとき、音楽でちょっとした間奏のとき、ホワイトノイズが気になります。

 

以前使っていたマザボ経由だとホワイトノイズは発生していないのでイヤホンが原因ではないことは確定。

USB-DACがホワイトノイズを生み出していることは明らかです。

 

ノートパソコンやPS4では発生しない

ここからは原因の特定作業です。

Amazonのレビューを見てもホワイトノイズについて書いている人はほぼおらず、ノイズについて書いている人も「USBケーブルを変えたら直った!」と言っていました。

私もUSBケーブルを何本か取り替えてみましたがホワイトノイズはまったく改善せず

 

 

ひかわ
もしかして、ゲーミングパソコンが原因?

 

原因を特定するためにはとにかくいろいろ試すことが大事です。

仕事用で使っているノートパソコンに繋いでみたところホワイトノイズは発生せず!

さらに、PS4でもホワイトノイズは発生せず!

 

これは、「ゲーミングパソコン + USB-DAC」の組み合わせが相性的に悪い??

 

 

ホワイトノイズ発生の原因

USB-DACは音質が良い代わりに様々なノイズを拾いやすくなってしまうとのことです。

いろいろと試した結果として、ゲーミングパソコンに搭載されているグラボ(グラフィックボード)からのノイズをUSB-DACが拾ってしまっているのだと思います。

 

というわけで、私のゲーミングパソコンでホワイトノイズの無いUSB-DACを堪能するには、グラボを破壊するしかありません。

そんなことできませんけどね!

 

ヘッドホンだと発生しない

自暴自棄になった勢いで久しく使っていなかったヘッドホンを使ってみることにしました。

するとどうでしょう?

 

 

ヘッドホンだとUSB-DACのホワイトノイズがまったく聞こえないのです!

 

 

ひかわ
ここで今回購入したUSB-DACの商品タイトルをもう一度見てみましょう!

 

『Signstek Audio USB-DAC ヘッドフォンアンプ』ですね。

ヘッドホンアンプ?

もしかして、イヤホンではなくヘッドホンを想定して作られた製品なのか?

 

 

インピーダンス(抵抗)で改善

結論から言うと、ヘッドホンがホワイトノイズの拾わないのは「インピーダンス(抵抗)」のおかげとのこと。

ヘッドホンはインピーダンスが高くて小さい音(ノイズ)を除去してくれるらしいです。

一方のイヤホンはインピーダンスが低いのでノイズを拾ってしまうという。

 

USB-DACはいろいろな音を拾ってくれて迫力がある音質になるのですが、一緒にノイズも拾ってしまう。

だから、USB-DACの迫力のある音質を維持しつつ、ノイズの無い音を聞くにはインピーダンスの高いヘッドホンが必要だということです!

 

「ゲーミングパソコン + USB-DAC + イヤホン」の相性はかなり悪いと思われます。

 

ゲーム機や普通のパソコンではUSB-DACは良い

今回は『Signstek Audio USB-DAC』を実際に購入し使用した感想をレビューしました。

私の環境だとホワイトノイズに悩まされました。

 

しかし、グラボが無いパソコン(ノイズが発生しにくい)や、PS4などのゲーム機器ではホワイトノイズが無く快適に利用できると思われます!

また、ゲーミングパソコンで使う場合もインピーダンスの高いヘッドホンを使えば問題ありません!

 

USB-DACは確実に音が良くなります、迫力が出ます!

ですので、使用環境さえ間違えなければコスパの良い最高の製品です!