求人広告を見ると必ず掲載されているでおなじみの『物流倉庫での軽作業』。
時給も良いし「軽い作業」っぽいからやってみようと思う人も多いでしょう。
しかし、軽作業の実体は「意外と大変」です。
というわけで今回は、物流倉庫での軽作業を大変だと思わないようにするため、足の筋肉痛を防ぐ方法を紹介していきます！
軽作業の何が大変なのか？
物流倉庫での軽作業は求人広告にも記載されているように「倉庫にくる商品を手作業で出し入れする」です。
作業自体は数時間、もしくは数日あれば誰でも覚えられるくらい簡単です。
覚えることもほとんどないですし、他の人とコミュニケーションを取ることもなく精神的にも楽です。
では、軽作業のなにが大変なのか？
それは、ずっと立ちっぱなし！歩きっぱなしだから！
立ちっぱなしで単純作業の繰り返しです。
それが辛いんです、大変なんです。
「えっ？でも立ちっぱなしって別に大変ではなくない？」と思う人もいるでしょう。
私も軽作業の仕事をする前にはそう思っていました。
でも大変なんです！
単純作業をして飽きてくると足腰の疲れに意識がいってどんどん辛くなってくるんです。
普通だったら気づかない程度の足腰の疲れでも、作業に飽きてくると気づいてしまってダメなんです。
一度でも疲れに気づいてしまうとそれ以降の作業は地獄です。
「あー、早く終わらないかなー」と時計をチラチラ、体感時間はどんどん遅くなっていきます。
軽作業は単純作業が辛いんです。
軽作業は筋肉痛になりやすい？
普段あまり歩かない人は立ちっぱなしの作業で足の筋肉痛になるでしょう。
ふくらはぎあたりがとくに筋肉痛になります。
さらに足首とか足の裏とか、筋肉痛ではない痛みを感じる人もいるはずです。
ただし、重いものはほとんど持たないので上半身が筋肉痛になるということはほぼないです。
筋肉痛や疲れの対策が必要
足腰の疲れが出てくると、単純作業を長く感じるようになってしまい仕事が苦痛になってきます。
なるべく長く仕事を続けるためには少しでも足腰の疲れを軽減する、また筋肉痛にならないように注意する必要があります。
筋肉痛になってしまうと次の出勤日も筋肉痛で「始業時間からずっと痛みと戦う」ことになってきて地獄です。
というわけで、軽作業を苦痛に感じないためには足腰への対策が必要です！
肉体的な辛ささえなければ軽作業は本当に楽な仕事ですから！
良い靴を履く
足腰への対策としては、良い靴を履くのが一番手っ取り早いです。
オシャレなスニーカー、安物の運動靴、これらを履いていては足への衝撃が大きくてすぐに疲れが溜まってしまいます。
軽作業で長く働いている人のほとんどは【ウォーキングシューズ】を履いています。
ここで注意すべきなのは、ランニングシューズではなくウォーキングシューズだということです！
ランニングシューズは早く走るために靴底が薄い、もしくはクッション性が低いものが多いです。
昨今は厚底ブームもありましたが、庶民が手に入れられるようなランニングシューズはまだ靴底が薄いです。
靴底が薄いランニングシューズだと、立ちっぱなし仕事での足への衝撃を吸収しきれず、疲れや筋肉痛になってしまいます。
一方のウォーキングシューズは、歩く時は足裏全体で着地するということから、全体的に靴底が厚めです。
普通のスニーカーよりも靴底が厚いです。
軽作業は立ちっぱなし仕事で常に足裏全体が接地しているため、靴底全体が厚いウォーキングシューズが良いというわけです！
軽作業では急いで歩くことはないので、ゆったりと履けるサイズのウォーキングシューズがオススメです。
男性だったら幅広の靴を履くのが良いでしょう。
私もいろいろな靴を試しましたが、最終的に幅広タイプのウォーキングシューズに落ち着きました。
足先にゆとりがあると足への締め付けが少なくて快適です。
インソールで補強する
ドクターショールが販売している【ワーク】というインソールは立ち仕事専用のインソールです！
やや硬めのインソールで足首がグラグラと動くのを防いでくれます。
いくつものインソールを実際に使ってみましたが、立ち仕事専用インソールの効果はバツグン！足への疲れだけではなく、腰の疲れも軽減されます。
ウォーキングシューズにこのインソールを使うと最強です！
普通の靴で普通のインソールの場合、6時間も働いていれば足腰への疲れが出てくるものですが、ウォーキングシューズとドクターショールのインソールを組み合わせると10時間しっかり働けます！
靴とインソールは絶対にケチらない方が良いです、疲れがぜんぜん違います。
筋肉痛になってしまったら？
軽作業で働き始めて数日～2週間くらいは、動きに慣れていないことからくる筋肉痛があるでしょう。
それは体が慣れてくれば大丈夫です。いつかは筋肉痛にならなくなります。
もしも筋肉痛になってしまった場合は、しっかりバンテリンなどを塗って筋肉痛を抑えておきましょう。
筋肉痛が痛いままで作業をすると痛みをかばって体が変な状態になり、そこからまた別の筋肉痛を誘発してしまうこともあります。
最初はバンテリンをケチらず痛みをしっかり取って次の出勤日に備えるべきです。