最近のYouTube動画は画質が良く、大きな画面で見ても普通のテレビ番組と同じくらいのキレイさです。
しかし、たまに画質が悪い状態で動画が再生されることがあります。
というわけで今回は、YouTube動画の画質が「低画質」で再生されてしまう原因と対策について紹介していきます。
YouTubeが勝手に「低画質」になる
YouTubeを再生したときに、毎回画質が荒い状態で再生されることがあります。
いわゆる「低画質」で再生されるということですね。
なぜ、高画質に設定したはずなのに毎回低画質で再生が開始されてしまうのか?
それは、使用しているネット回線が遅くなっているため、YouTube側で自動的に低画質再生されているからです。
YouTubeのシステムで「この人のネット速度遅いから高画質での再生は無理だな、私は優しいから再生しやすい低画質にしてあげよう」となっているわけですね。
ネット速度はGoogle検索で「ネット速度」と打ち込むと、上記のようなインターネット速度が出てきます。
ここでネット速度を計測してみましょう。
計測して表示される数値が低かったらネット速度が原因だと特定できます。
対策【1】『無線LANを使っている場合』
もしも無線LANでネットを使っているのであれば、無線LANルーターを最新のものに買い替えてみると状況が劇的に変化することもよくあります。
昔の無線LANルーターは劣化していて、ネット速度が遅くなる原因になっていることが多いです。
また、『ソフトバンクAir』や『WiMAX』などのWi-Fiを使っている場合は、そもそものネット回線で遅い、もしくは速度制限がかかっている可能性があります。
この場合は、ネット回線を別の『光回線』に変えるしか解決方法はありません。
対策【2】『端末の再起動、アプリの入れ直し』
ネット回線が良くても、YouTubeを見ている端末側で不具合が起きていると「低画質」で再生される可能性があります。
もしもネット速度が早いというのが確定であれば、利用している端末を再起動してみましょう。
スマホでもパソコンでの同じように電源を入り切りして再起動です。
また、スマホの場合はYouTubeアプリを一度はアンイストールし、その後でインストールし直すというのも一つの手段です。
パソコンの場合はYouTubeを再生するブラウザを変えてみるというのも、原因の特定するためにはやる価値があるでしょう。
対策【3】『アプリの設定を確認』
YouTubeアプリの設定項目はアップデートによりいろいろと変更があります。
ですので、バージョンによっては項目が違いますが、設定の中にある「データの節約」という項目を確認してみてください。
この「データの節約」の中にある「動画の画質を下げる」がONになっていると、毎回低画質での再生になってしまうことがあります。
もしもONになっていたらOFFにしましょう。
また、バージョンによっては新たな設定が出現することもよくありますので、急に低画質になることが多くなった場合は改めて設定を確認してみましょう。
どうしても「低画質」になってしまう
ここまで対策を紹介してきましたが、それでも「低画質」になってしまう現象が2021年の夏頃から多くなってきています。
実際に私も低画質で再生される回数が多くなってしまいました。
『時間帯』
これは私の場合なのですが、夜の20時~24時あたりの時間帯だけ低画質現象が起きます。
昼間は一切低画質で再生されるということはありません。
どうやらYouTubeを再生する時間帯に原因があるようです。
この時間帯について考えてみると、YouTubeだけではなくオンラインゲーム(APEX)をしていたり、Twitterをやっているときにもネット回線の遅さを感じる時があります。
ゲームだったらキャラクターがカクカクしたり、Twitterだとツイートの読み込みが遅かったりです。
その時間帯はそもそもインターネットが一時的に遅くなることが多いんです!
これは在宅時間が増えてインターネットを利用する人が多くなったのが原因です。
コロナの影響で自宅にインターネット回線を引く人が多くなり、それによりインターネット回線の渋滞が起きるようになってしまいました。
ですから、みんなが帰宅してYouTubeを見るようになる時間帯(20時~)にはインターネットが遅くなり、YouTubeも低画質で再生されるようになってしまうのです。