にじさんじ所属の男性Vtuberである エクス・アルビオ さん。
APEXの大会に出場することも多く、「英雄」という呼ばれ方でも知名度はかなり高いVtuberです。
今回は、そんなエクスアルビオさんに関する話題を紹介していきます。
カジュアル大会で「圧がある」指示
ストローがついてない時の絶望を無くすため旅に出ます
— エクス・アルビオ🛡【にじさんじ所属】エビオ (@Ex_Albio) February 16, 2022
にじさんじ所属で人気Vtuberであるエクスアルビオさん。APEXなどのFPSゲームの大会にも出場することが多く、「ゲームが上手くて情熱あふれる」というイメージを持っている人も多いと思います。
実際に私がそういうイメージでした。
たまに切り抜きで大会に出場しているときのシーンを見るのですが、そこでは味方に熱い指示を送ったり声量強めの熱い男なんだな~っと思っていました。
しかし、一部のリスナーたちからは「熱いっていうか、味方への指示の圧が強くて見るのが怖いことがある」と言われていました。
これは過去ににじさんじ所属Vtuberのみで行われたゲームの大会でよく言われていたことです。
いわゆる “箱内” のカジュアル大会だと、そういう圧が出てしまうことがあったようなのです。
具体的な圧でいうと、同じチームにいるゲーム初心者に対して「早く!早く!○○○○へ移動して!」と急かすような指示を連呼することです。
ゲームを100%理解できていない初心者は自分が次になにをすれば良いのかがわからずワタワタしてしまうのが普通です。
配信中で多くの視聴者に見られている状況、さらには大会へ向けての練習だとその焦りもいつも以上です。
そんなパニくっている状態で「早く!早く!」と急かされたらさらにパニくるのも必然です。
そして、視聴者としてはパニくってワタワタしてミスって落ち込んでいるVtuberさんは見たくありません。
せっかく大会に向けてがんばっている姿を見たいのに、ミスって落ち込んでい姿を見ても「こんな配信見てもツライだけだわ」と視聴者は残念な気持ちになります。
さらにエクスさんは、そこでミスった人に対してフォローすることもせず、ややネガティブな言葉を言うことも多かったのです。
こういう圧のある指示を、過去のカジュアル大会では毎回のように行っていました。
あまり話題になっていない理由は?
過去のカジュアル大会では毎回のようにそれなりに話題になっていました。
ですが、炎上と言うほどは話題になってはいません。
その理由としては「被害者が少ない」というのがあります。
エクスさんの圧のある指示というのは、ゲームがあまり上手くない初心者に向けて行われることが多いのです。
ゲームが上手い人には指示をすることもないですから、そうなると指示する相手は初心者になるからです。
チーム構成上「初心者枠」というのは1人しかいません。
チームが4人~5人いても圧のある指示の標的になってしまうのは初心者枠の一人だけ。
大会ごとに被害者は1人だけなので、不満を訴えるリスナーの数が少なく大きな炎上までには至らないのです。
「にじばろカスタム」での出来事
そんな指示のある圧が一部で問題視されている状況で、ついに炎上?っぽいことに発展する事件が起きます。
2022年2月27日に行われたVALORANTの箱内カスタムである『にじばろカスタム』です。
このカジュアルカスタム(大会とまでは言えない規模)にエクスさんは、椎名唯華さん、黛灰さん、天宮こころさん、アルス・アルマルさんと同じチームで参加しました。
このカスタムは優勝賞品や賞金があるわけでもない、楽しくVALORANTで遊ぼうという趣旨で開催されています。
味方を急かしすぎて不穏な雰囲気
ずば抜けてVALORANTが上手い人が参加せず、初心者が多めのカスタムということで、どのチームも和気あいあいなムード。
練習期間も少なく文化祭のような雰囲気が流れていました。
そんな中で行われたチーム練習の初日で事件が起きます。
エクスさんの圧が初心者枠であるアルスさんへ向けられてしまったのです。
今までの大会だと圧をかけられた初心者枠の人は何も言い返さずにいたのですが、今回のアルスさんはそこで感情が爆発して言い返しました。
これには他のチームメンバーが即座にフォロー、その場を茶化すことでどうにか収めることができました。
その場は収まりましたが、過去のアレコレを知っている視聴者からは「また圧でたか・・・」と多くの批判の声があげられます。
熱が入りすぎると初心者に強く当たることから「もうカジュアル大会には参加しないで欲しい」という意見も多かったです。
IGL(オーダー役)をするのが問題?
エクスさんのリスナーからはIGLを降りればいいのでは?という意見も出ていました。
実際にアルスさんが爆発してしまった直後、エクスさん自身もIGLを降りるという発言をしています。
そして練習2日目はIGLを椎名さんに譲っています。
しかし、練習3日目には「チームで話し合った結果」でIGLに戻っています。
このIGLをやらない期間があったことでエクスさんも冷静になれたのか?これ以降は圧のある指示は無く、楽しくチーム練習をする光景を見ることが出来ました。
IGLから一度降りたというのが良かったのではないでしょうか?
本番の試合で士気下げ発言と不快な態度
なんだかんだありましたがチーム練習は良い雰囲気で終わることが出来ていました。
初日の事件で荒れた視聴者たちでしたが、その後の練習を見て「改心した?これなら本番も大丈夫じゃね?」と期待を寄せていました。
しかし、そう簡単に癖のようなものは直らないものです。
大会本番。相手チームとの緊張感のある戦いの中で精神的に追い詰められたのか、IGLのエクスさんは味方への指示の圧が出始めてしまいます。
さらには味方のファインプレーにも喜ばない、味方の意見を遮って大声で指示を出す、自分が早々にやられてまだ味方が生存しているのに「ドンマイ~」と諦める・・・などなど味方批判・士気下げになる行動や発言が連発してしまいました。
これには応援していたリスナーたちも「なんだその言い方?」や「まだ味方ががんばってるのに自分だけ諦めるなんてヒドイ」という意見が相次ぎました。
熱心に応援していたエクスさんのリスナーさんたちも「練習で改善したと思ったのに本番で結局これ?裏切られた気分・・・」と失望。
チームの雰囲気はとてもカジュアル大会で和気あいあいとは言えず、見ていても面白くない、むしろ不快感すら覚える配信になってしまいました。
大会結果も一度も勝つことができず最下位。結果も内容もリスナーとしては残念なものになりました。
・練習期間中に改善の兆しを見せる
・大会本番で全ての期待を裏切る態度や発言でチームの雰囲気を悪くする
その後エクスさんは謝罪した?
エクスさんは大会後の振り返し配信で今回のことについて話しています。
その中で圧のあるオーダー等について今後改善していきたいという意気込みを述べています。
これには大会本番での態度や発言で苦言を呈していたリスナーたちも「今度こそ改善してくれる!」「次に期待したい」という声をあげていました。
アルスさんも振り返し配信を行う
一方、今回は被害者という立ち場になってしまったアルスさんも振り返し配信でエクスさんについて話していました。
そこでは「過去の大会で圧を受けた初心者枠の人たちも苦しんでいた」ことについても語られました。
アルスさんはエクスさんが初心者に対して厳しい態度を取るということを知っていたとのこと。
そして、そういうことがあると覚悟していたからこそ、練習初日の早い段階で爆発して自分を守りつつもエクスさんに指摘をしていたわけですね。
もう被害者を増やしたくない、エクスさんに気づいて欲しい、そういう気持ちで爆発したんだと私は解釈しました。
また、大会期間中にはチーム内でエクスさんの発言等々について話し合いが行われたことも明かされています。
最終的にはエクスさんのことをフォローしつつ振り返し配信を締めたアルスさんでしたが、気になる一言も発しています。
それがエクスさんの振り返し配信を見て「そうじゃない」と思ったということです。
エクスさんは振り返し配信で自身で改善点をあげて、それにリスナーとしても納得していました。
しかしアルスさんは「そうじゃない」と言ったのです。
この「そうじゃない」は各所で議論が行われましたが、エクスさんの振り返し配信での話を聞くにどこが「そうじゃない」のかは特定されませんでした。
ただ、アルスさんたちチームメイトはエクスさんと直接話し合いをしていたわけで、私達リスナーが知らない問題点も指摘していたのかもしれません。
その話し合いで出た重要な問題点をスルーしていたのであれば、アルスさも「そうじゃない」と言うでしょう。
次の日のAPEXソロ配信
エクスさんは振り返し配信の次の日、APEXソロ配信を行いました。
このソロ配信がいろいろと決定的な配信になったのです。
ランクマッチでのソロ配信となった今回、エクスさんは野良の味方批判や余計な小言を多数行ってしまったのです。
自分が最初にダウンしてしまったときにカバーにこない味方を批判したり、どこか上から目線の発言・・・。
『にじばろカスタム』でいろいろと意識が向いているタイミングでは気になることのオンパレードでした。
たぶん、『にじばろカスタム』の前であれば気にならない、もしくは一部の人しか気づかない嫌味な発言だったとは思います。
しかしいろいろと事件のあった直後、しかも本人が改善すると言っていた味方批判や士気下げ発言、それらをこのソロ配信ではやっていたのです!
いくらソロだとは言え、そういうことを言ってしまうという根本的な問題があります。
ちょっと嫌な言い方をすると「この人、そういう性格なんだね」ってことです。
自分が気に食わないことがあると文句を言っちゃう、そういう人だっていう。
これにはチャット欄でも苦言を呈するリスナーも何人かいました。
・しかし、次の日の配信で大会で出た悪い部分(味方批判&士気下げ)が出てしまう
・まったく改善する兆しがなく失望したリスナーも多かった
問題点を改善するためにはどうするのが良いのか?
過去のカジュアル大会での出来事、『にじばろカスタム』での出来事、反省後のソロ配信での振る舞い。
これらの歴史を見ていくと、そう簡単には改善しないでしょう。
何年も指摘されてきていることですので「直らないんじゃね?」と言うリスナーさんもいるようです。
エクスさんは普段から味方批判や士気下げや圧のある指示をするわけではありません。
「初心者がいる(自分より実力が下)」「大会」などの条件が重なると出やすい悪い部分です。
そのため、CRカップなどの実力者がチームメイトにいる場面ではそういうところは出てきません。
逆に言うと自分より実力で劣っている人を舐めてるとそういう態度を取ってしまう・・・とも言えますが。
私としては他人に対するリスペクトが足りていない気がします。
実力がある人にはリスペクトするけど、そうじゃない人にはリスペクトが無いということです。
ですので、初心者さんにもしっかりとリスペクトを持って接すればいいと思います。
ただし、ここで初心者に対して甘やかすような態度を取るのも違うでしょう。
それをやってしまうと逆に嫌味に聞こえる発言をしてしまいやすくなります。
うまくいえないですけど、とにかくリスペクトを持って接して欲しいです。