FPSバトロワゲームの【APEX LEGENDS】は普通にプレイされているだけではなく大会の視聴者数も多くて人気です。
自分ではあまりプレイしないけど、スポーツ中継を見る感覚でAPEXの大会だけは好きで見るという人も多いとか。
というわけで今回は、そんなAPEXの大会を見ていると誰もが疑問に思う「APEXのプロ選手ってチームの移籍多すぎじゃね?」という問題について紹介していきます。
移籍が多いプロゲーマー
APEXで有名なプロ選手のほとんどがチームの移籍を経験しています。
具体例をあげると、CR所属のRasやSellyなども移籍経験のある有名選手です。もちろん、他の日本人選手もだいたい移籍経験があります。
とにかくプロゲーマーというのは移籍が多いです。
長年プロ野球を見てきた日本人としては「移籍」というのはちょっとなじみのない文化かと思います。
そういう土台がある日本だからこそ、プロゲーマーの移籍事情はかなり特殊に感じてしまうでしょう。
Eスポーツの世界は移籍が多い?
サッカーや海外のスポーツを見てみると、日本のプロ野球とは比べ物にならないくらいに移籍が多いです。
チームの主力があっさり別チームに行きますし、チームによってはスタメン全員が移籍から2年も経っていない選手ばかりということも普通にあります。
選手を軸に考えているのではなく「チームがあってこそ」の選手という考え方なのです。
Eスポーツは海外を中心に広まっている分野ですので、海外のスポーツチーム経営文化がそのまま根づいています。
チームが勝つためには移籍が多いのが当たり前という発想です。
だからチームを強くするために選手の引き抜きは当たり前、逆に選手も自分の能力が発揮できるチームへ行きたがります。
チームとして勝ちたいですし、選手としても勝ちたい。
だから移籍が活発になるということです。
金銭的な事情
さて、なぜそんなにプロゲーミングチームは勝たなければいけないのか?選手個人としても活躍をしたがるのか?
それはEスポーツの世界は大会で勝たなきゃ賞金がもらえないからです!
日本のプロ野球だと観客が球場にくれば収入になります。強引な言い方をすれば勝たなくても収入が入ってくる状況にあります。
しかし、Eスポーツの世界はまだそこまでのファンが根付いていません。
有名プロゲーミングチームだとスポンサーがついて一定の収入はありますが、それでも勝たないとスポンサーが離れていってしまいます。
プロ野球のようにお客さんを入れて、その入場料で収入を得るというビジネスプランが成り立たないEスポーツは収入源がかなり限られています。
チームを運営していくためには勝たなきゃいけない、だから良い選手を引き入れなきゃいけない、結果的に移籍が多くなります。