PS4コントローラーのスティックを修理!ゲーム中に視点が勝手にクルクル回る現象を直す!

今回はPS4コントローラーが壊れたので修理した模様を書いていきたいと思います。

PS4コントローラーは新しく購入するとかなりお金がかかってしまいます。

 

hikawa
できれば自分で修理した方が安く済むのでお得です!

 

というわけで、意外と簡単にできた分解修理について紹介していきます。

 

PS4コントローラーのスティックが壊れた!

実はPS4を買った当初から、コントローラーが少しおかしかったのです。

私はパワプロを好きでよくやるのですが、投球時のカーソルがピクピク震えてしまう現象がたびたび起きていました。

投球時のカーソルなので「左スティック」がおかしいんですよね。

 

修理に出すのも面倒ですし、修理に出している間はゲームが出来なくなっちゃいますからね!

かと言って新品を購入するとなると、コントローラーの値段の高さに驚いてしまいます。

でもたまにしかこの症状は起きないので1年ほど放置していました。

 

右スティックの故障は意外と気づきにくい!

PS4購入からおよそ1年後、「聖剣伝説3」の体験版をやってみました。

するとゲーム内での視点がずっとグルグル回転してしまうのです!

ちなみに視点変更は右スティックで行います。

これは完全に右スティックが壊れている状態です。

 

今まで私はPS4で5個ほどゲームをやってきましたが、実は「右スティックを使う場面」がほとんどなかったんですよ。

 

hikawa
だから1年間ずっと右スティックの異常に気づくことがなかったわけです!

 

左スティックの異常には最初から気づいていましたが、どうやら私のコントローラーは元から両方のスティックがおかしかったようなのです!

 

というわけで、右スティックが明らかにおかしい状態だと「聖剣伝説3」がプレイできない。

視点がずっとグルグル回転してしまっては思うように操作ができない!

かといって新品のコントローラーは高い!

 

私は自力でコントローラーを分解修理してみることにしました。

ですので今回の分解修理記事は「スティックがおかしい」という人には参考になると思います!

PS4コントローラーを分解修理してみた。

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PS4コントローラーを分解していくには小さなネジを外していく必要があります。

そのときに必須なのが「精密ドライバー」です!

これがあれば小さなネジもしっかりと回すことができます。

百均で売っているような安いドライバーを使うとネジ穴がなめてしまい、ネジを回すことができなくなってしまうので、良い製品の精密ドライバーを用意しましょう!

 

背面にある4つのネジを精密ドライバーで外す

まずはコントローラー裏面にある4つのネジを精密ドライバーで外していきます。

コントローラーをしっかり固定し、ネジ穴がダメにならないように精密ドライバーを強く押し込みながら回していきましょう。

 

コントローラーを強引に開ける!

4つのネジがハズレたら、コントローラーの隙間に精密ドライバー(マイナス)を突っ込んで強引にこじ開けていきます!

けっこう強引にやらないと開かないです。

少し隙間が出来たらそこに精密ドライバーを突っ込んで開けていきます。

 

ある程度開いてきたら、最後に上記写真の部分が「ひっかかり」になっているので、テコの原理を使うようにガバっと開けましょう!

私はここの部分をグイっと開けたら全体がうまく外れてくれました。

 

各種コード類を取り外しながら分解

コントローラーを開けることが出来たら、全部で3本のコードがあるので取り外していきます。

まずは上記写真の1本目です。

これは平べったいコートが接続部分に挿入されているだけなので、軽く引っ張るとすぐに抜けます。

「えっ?こんなにすんなり抜けちゃうの?」ってくらいすんなり抜けます。

 

2本目のコードはバッテリーとコントローラーが接続している赤と黒の線です。

線を持つのではなく、端子部分を持ってゆっくり引き抜きましょう。

ここで線を引っ張ってしまうと線が端子から抜けてめんどうなことになります。

 

バッテリーが取り外せたら、基盤からバッテリーカバーの部分を外します。

ネジが1本だけついているので、それを精密ドライバーで外すだけです。

 

最後に基盤にケーブルがついているので、その平べったいケーブルを外します。

これも挿入されているだけのパターンなので、引っ張るとするりと抜けます。

 

基板部分はなるべく触らないように、そして精密機械部分をいじっているので全ての作業は慎重に行いましょう!

力がいる作業はまったくないです。

 

スティック部分を取り外して「接点復活剤」を使う

ケーブルを全部取り外すと、基盤がスティックごとごっそり取り外せます。

精密部品がいろいろとついているのでここも慎重に取り外しましょう。

 

スティックは真上に引っ張れば簡単に外せます。

本当に真上です、真上にゆっくり引き抜くだけです。

 

 

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そしてここで「接点復活剤」の登場です!

これをスティックの根元部分に塗ることで接触が良くなり、スティックの異常が直るはずです!

私はこのコントローラーを直すためだけに接点復活剤を使う予定だったので、一番容量が小さくて安い「ソフト99 チョット塗り」という商品を購入しました。

 

「接点復活剤」とは言っていますが、実際には「液体」です。

この商品を開けるときは立てて開けましょう!

横にして接点復活剤を開けると中の液体が全部こぼれます!

 

「ソフト99 チョット塗り」はキャップにハケがついているタイプなのでそのまま塗ることができます。

コントローラーのスティックの根元部分に塗っていきます。

塗るというより「液体を根本に浸透させる」というイメージの方がいいかもしれませんね。

ハケについた接点復活剤の液を垂らすようにすればOKです!

気持ち多めにやっておくと良いです!

 

塗り終わったら、カバーを取ったままの状態でスティックをグリグリ回します!

カバーを外したままでスティックを回すと通常よりも可動域が広いため、よりスティック全体に接点復活剤が浸透します。

 

これで修理は完了です!

 

コントローラーを元に戻す

コントローラーを戻していきますが、このときネジはしっかり締め直しましょう!

少しでも緩んでいるとスティックの不具合が新たに出てしまう可能性があります。

 

もとに戻す作業自体はコードも3本、ネジの本数も少ないので作業時間はほとんどかからないですね。

ただ、コントローラーを開ける時に少しキズがついてしまいました・・・。

 

「接点復活剤」でスティックの故障が直った!

というわけで自力で分解修理をした結果、右スティックが直りました!

「聖剣伝説3」での視点変更が自分でできるようになりました。

もう勝手に視点がグルグル回る症状とはおさらばです!

 

ちなみに、左スティックの「震え」もほとんど出なくなりましたね。

完全には直っていないので、左スティックの方は接点とかではない部分が問題のような気がします。

 

とはいえ、右スティックは完璧に直ったので接点復活剤の威力を実感です!

コントローラーを買い直せば7000円くらいしますが、この接点復活剤は400円!

自力で修理する価値は十二分にありましたね!

 

ちなみに「PS4 コントローラー 修理」で調べると上記の商品をみなさん使用していました。

しかし私がAmazonでチェックしたときは売り切れになっていました。

 

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そういう理由も今回の「ソフト99 チョット塗り」を購入したわけですが、コチラの商品でもちゃんとスティックは直りましたね!

しかもコンパクトサイズなので場所も取らない、さらに安い!

分解大好き!という人ではないのであれば、コチラの商品で十分でしょう。