小さいときから引っ込み思案で、今で言う「陰キャ」として過ごしてきた私です。
3人以上の人がいると上手くしゃべれなくなる、そもそも1対1の会話が続かない・・・。
コミュニケーションがめちゃくちゃに下手でした。
しかし、大人になって仕事をしていく中で会話コミュニケーションについて本気で考えてみると「陰キャ特有の悪い癖があるなー」ということに気づきました。
というわけで今回は、陰キャを脱するために私が意識した会話コミュニケーションについて書いていきます。
「陰キャ」は違和感に敏感になってしまう
陰キャと呼ばれるタイプの人は、基本的に人見知りで人付き合いが上手くない人生を送ってきたと思います。
私の場合は小さいときから人見知りだったようで、それが心の奥底で沸々とくすぶった状態でした。
で、人見知り状態で暮らしていると、自分の中にある感情や意見を誰かに話すということをしなくなります。
自分の意見を吐き出す場所がTwitterだけとか、そういう場所だけになっているはずです。
すると、自分の中で固定観念が生まれたり、自分だけのルールというのが作り上げられてしまいます。
自分の思ったことを誰かと話して議論をしなくなるので、自分の考えがすべて正解のように思えてきてしまうのです。
その思考回路状態になってくると、他人との意見の違い、些細な違和感に疑問を抱きやすくなってきます。
自分の中での意見やルールと違うことをしている人を叩く人が多くなったので、些細なことで炎上が起きてしまいます。
正しいとかではなく、ただ自分のルールとは違うから叩くのです。
陰キャだとそうなりやすいです。
自分の中での固定観念が強すぎて、人との違い、違和感に敏感になりすぎてしまっているのです。
ツッコミ役にならないように注意する
陰キャは違和感に敏感です。
その状態で人との面と向かってのコミュニケーション、会話をしようとするとどうなるのか?
「ツッコミ」ばかりするようになってしまいます。
自分の意見をうまく言えないのに違和感には敏感なので、短い言葉でのツッコミをするんです。
「そんなことないですよー」とか「○○○○でしょ」という返事が多くなります。
この「ツッコミ」がコミュニケーションおいては良くないです、会話を途切れさせてしまいます。
ツッコミって自分の意見を言っている感覚になりますが、実際にはただの相槌にしかなっていません。
ただの相槌ということは、常に相手側に会話のターンがくることになりますから、ある意味で相手の1人喋り状態になってしまっています。
会話の相手がトークの天才でなければ、1人喋りをずっと続けられる人はなかなかいません。
ずっとツッコミの相槌をしていると、相手はしゃべることがなくなってきて会話が途切れます。
そして、陰キャ側もトークを広げることが出来ないので会話は完全に終了していきます。
会話がうまく続かないと自覚がある人は、このツッコミ癖をやっていないかを自問自答してみましょう。
もしも会話の多くでツッコミ返事をしていると思ったら、ツッコミをしないように努力しましょう。
ツッコミはしてもいいかもしれませんが、ツッコミのあとに会話を広げる一言を足すと良いです。
これは漫才師のツッコミがよくやっている方法です。
「お前がやってたんかい!っていうか、そのときに・・・」
みたいな。漫才のツッコミでもツッコミだけで終わらせず、話を展開させる一言を必ず付け加えています。
会話ではツッコミだけで終わらせず、質問や疑問を相手に投げかけて会話を発展させていきましょう!
このツッコミ癖を直すだけ、それだけで陰キャの人は会話がかなり上手くなると思います!