【Vtuber】切り抜き動画が禁止になる?にじさんじの切り抜きルールについて【えにから】

  • 2021年5月9日
  • 2021年11月3日
  • YouTube

 

Vtuberグループ『にじさんじ』を運営している【えにから】が、2021年5月7日に二次創作に関わるガイドラインを改定しました。

ネット上では・・・

 

ひかわ
切り抜き動画禁止?Vtuberは切り抜き動画で面白さを知ることもあるから、これはどうなの?

 

という意見も出ています。

 

今回は、その二次創作ガイドラインについて、切り抜き動画はどうなってしまうのか?について解説していきます。

 

 

「ゲーム実況」と「歌ってみた」の切り抜きに注意

まずは、今回改定されたガイドラインを読んでみましょう。

当社が独占的に著作権を有しない(またはこれを有しなくなった)コンテンツや当社が独占的に著作権を有しない作品を含むコンテンツを原作品とする二次創作活動(たとえば、第三者の著作物を含む「ゲーム実況動画」や「歌ってみた動画」を基に作成されるいわゆる「切り抜き動画」の投稿などがこれに当たり得ます。)をする場合は、二次創作作品の収益化投稿(「YouTubeパートナープログラム」などのシステムを使用して、収益を得られるような形式で二次創作作品を配信プラットフォームに投稿することを意味します。)の可否を含め、みなさまが自らの責任で権利者から許諾をとる必要がございます。

ガイドライン:https://event.nijisanji.app/guidelines/

このガイドラインが、主に「切り抜き動画」について記載されている部分となります。

今までは暗黙の了解とされていたところが明文化されています。

 

ひかわ
これを読んでわかることは「切り抜き動画自体を禁止しているわけではない」ということです。

 

(たとえば、第三者の著作物を含む「ゲーム実況動画」や「歌ってみた動画」を基に作成されるいわゆる「切り抜き動画」の投稿などがこれに当たり得ます。)をする場合は、二次創作作品の収益化投稿の可否を含め、みなさまが自らの責任で権利者から許諾をとる必要がございます。

そもそもVtuberさんたちは、ゲームを実況する権利をゲーム会社から許可を得ていて、歌ってみた動画は楽曲の権利を持っている人(作詞者や作曲者)やレコード会社などから許可を得て配信しています。

ということは、切り抜きをする側の人も同じく、ゲーム会社やレコード会社に許可を取る必要があるということです。

 

 

この三者の関係性がよくわからない人もいるので、実際の生活に置き換えて考えてみましょう。

 

Aさんは、Bさんから消しゴムを借りて使っていました。
するとそこにCさんがやってきて「その消しゴム、ちょっと貸して?」と言いました。
しかしAさんは「この消しゴムはBさんから借りたものだから、Bさんから許可をとってほしい」と返しました。

 

AさんはVtuber、Bさんがゲーム会社やレコード会社、Cさんが切り抜きです。
ここで勝手にCさんがBさんの消しゴムを使ったら、Bさんから「勝手に使うな!」と怒られる可能性があります。

 

消しゴムの貸し借りで考えると、切り抜き動画はVtuberだけではなくゲーム会社やレコード会社の許可も必要ということがわかりますよね?

 

ひかわ
これで「えっ?勝手に借りちゃダメなの?」と思うようであれば、著作権というものに無頓着すぎますので注意しましょう。

 

切り抜き動画を作るときには、切り抜くチャンネルだけではなく「そのチャンネルで使用されている音楽やゲーム、画像など他の著作物への注意も必要」ということです。

 

 

他にもある「切り抜き注意」な場合

では、「ゲーム実況」と「歌ってみた動画」だけ切り抜きをしなければ良いのか?というと、そういうわけでもありません。

今回のガイドラインでも書かれているのは(たとえば)というあくまでも一例です。

 

例えば何かの商品の案件動画だったり、他のVtuberや有名人がゲストに来ている場合は、その「案件の商品を販売している企業」や「ゲストのVtuberや有名人」の許可が必要になってきます。

案件の商品はそのVtuberさんに宣伝してもらうために、動画で紹介する許可を出しています。

ゲストのVtuberさんや有名人も同じで、本配信の方に出演するために許可を出しています。

 

こういう場合でも、切り抜き動画を誰にも許可を取らずにアップロードすることは注意しなければいけません!

 

 

なにも気にせず切り抜き動画に出来る場合とは?

では、許可などを取らず、そういうのを気にせずに切り抜き動画にできる場合とはなんでしょうか?

まず一番に思いつくことは「雑談配信」でしょう。

雑談はVtuber本人とチャット欄しか映っていないことがほとんどですので、これは【えにからのガイドライン】的に言うと「二次創作の範囲内」として処理されるので安心です。

 

しかし、その雑談内で使われているBGMや背景画像が、許可がいるものだと切り抜き動画も「許可が必要」になってくる可能性が高いです。

 

 

ゲーム実況でいうと「APEX」も、配信が完全に許可されているものなので切り抜き動画にするのもOKです。

 

 

「気にせず切り抜き動画にできる場合とは?」という括りで書いてみましたが、完全に安心して切り抜き動画にできるものは少ないなと感じました。

切り抜き動画というのはかなりリスキーだと改めて思います。

 

最近のYouTubeでは「ひろゆきの切り抜き動画」が人気ですが、ひろゆきさんは完全に雑談のみでの配信をしているので切り抜き動画をする人は何も考えずに切り抜きをすることができますよね。

 

 

 

まとめ

今回、えにからがガイドラインを改定しましたが、今まで暗黙の了解だった部分が明文化されただけのことです。

以前から切り抜き動画をやっている人たちにとっては「そりゃダメだよね」ということが明文化されただけです。

 

クリーンで健全な切り抜き動画で、Vtuber業界が盛り上がっていけば良いと思います。