APEXに取って代わって覇権を握りつつある【VALORANT】。
今まではAPEX配信が多かったVtuberも、最近はVALORANT配信をするようになってきています。
というわけで今回は、VtuberがVALORANT配信をするようになった理由を紹介していきます。
他のゲーム(APEX)に飽きてしまったから
2021年までは多くのVtuberが【APEX】の配信をしていました。
2020年前半から続いていたAPEXブームでしたが、Vtuberもリスナーも飽きを感じつつあったようです。
2021年の秋くらいからはAPEX配信をする人が徐々に減ってきました。
2021年後半に新マップを公開したAPEXでしたが、その新マップは他のマップとの差別化を狙いすぎて不評。
それにより、多くのVtuberがAPEXを離れて他のゲームへ移っていきました。
その時期にポケモンのリメイク作品がリリースされ、配信界隈ではAPEX離れが一気に起こっています。
そして、ポケモンをみんなクリアしたあたりから、VALORANTを配信し始めるVtuberが増えました。
APEXへと戻っていくVtuberはあまり多くなかったのです。
リスナーがFPSゲームの面白さを理解した
日本では「最近流行りだしたゲーム」と思っている人も多いかとは思いますが、VALORANTはリリース初期から世界的に流行っていました。
パソコンでゲームをすることが主流の海外ではパソコンで無料でプレイできるVALORANTが、日本におけるAPEXみたいな存在だったのです。
VALORANTの世界大会はいつも盛り上がっていました。
一方、日本ではPS4やSwitchという据え置きゲーム機が主流です。
VALORANTはパソコン版しかリリースされていないので、日本ではプレイできない人が多いのが実情です。
そのため、PS4とSwitchでプレイできるAPEXが人気となっています。
しかし、日本でAPEX人気が続いた結果として、FPSゲーム自体の楽しみを見出す人が増えてきました。
「APEX面白い!だから他のFPSゲームもやってみたい!」という熱が出てきたのです。
APEXでFPSゲームを知ることにより、FPSゲームへの理解も一般層へ浸透していきました。
たぶん、APEXが流行る前にVALORANT配信をしても、多くのリスナーは「何が起こっているの?FPSよくわかんない・・・」となっていたでしょう。
それが、APEXをみんながプレイすることでFPSゲームへの理解度が上がり、戦略的でちょっととっつきにくい感があるVALORANTが受け入れられやすい土壌が作られたのです!
APEXからVALORANTへスムーズに視聴者が移行できる環境になっていました。
APEXに飽きたけどFPSゲームの配信をしたいVtuber、見たい視聴者、両者の需要を満たすのがVALORANTだったわけです。
大人数でワイワイ楽しめる
APEXは1チーム3人ですが、VALORANTは5人で1チームです。
単純に大人数でワイワイやっている配信が面白いです!
VALORANTは試合展開が早く、盛り上がりポイントも多くて、5人フルパでの配信は見ていて面白い!
戦略的なゲームで、各プレイヤーが「ここ見張るよ!」とか役割がしっかり決まっていて、それぞれにちゃんと見せ場があるので配信映えしやすいです。
配信としても盛り上がりますし、見ているリスナーも楽しいですよね。
応援しているVtuberが活躍したら嬉しいです!
VALORANTをプレイできない人の視聴需要
VALORANTはパソコンでしかプレイできません。
パソコンを持っていない人が多い日本では、VALORANTを今すぐ遊べない人が多いです。
そのため、自分でプレイできない人は配信を見てVALORANTを楽しむしかありません。
そういう意味で、今のVALORANT配信は需要があります!
今後、VALORANTがさらに流行ってくると視聴者数もドンドン伸びてくるでしょう。