2022年になって、APEXでFPSゲームを知った世代が徐々にプレイし始めている【VALORANT】。
元から競技性の高い硬派なゲームとして人気でしたが、最近はストリーマーやVtuberも配信でプレイするようになり人気が急上昇中です。
というわけで今回は、にじさんじ所属VtuberさんがVALORANTでVCを使わない理由について紹介していきます。
VALORANTはVCが必須
VALORANTというゲームはチームワーク、とくに情報共有が重要です。
「あそこに敵がいるから注意して!」とか「足音がするからこっちに来るかも!?」というのを味方同士で報告して行かなければ、そう簡単には勝つことができません。
APEXは声で報告が必要なほどは即時性が求められません。
体力が多いので敵に見つかってもすぐにはやられませんし、ピン機能も充実しているのでVCがそこまで必要ではないのです。
しかし、VALORANTは敵と出会ったら1秒後には決着がついています。
ピンを差している余裕もないので、敵に出会うまでに「ここにいるかも?」という事前の情報共有が大事になってきます。
VALORANTではVC(声)での連携が必要不可欠なのです!
APEXではあまりVCを使っている野良の人はいませんが、VALORANTではほとんどの人が野良でもVCを繋いでいます。
にじさんじ所属VtuberはVCを使えない
にじさんじ所属Vtuberさんも2022年になってVALORANT配信が多くなってきました。
しかし、ソロ配信ではVCを繋がずにプレイしています。
自分の声のVCもしていませんし、味方の野良からのVCもオフにしています。
これは、にじさんじの運営側から「VCを繋ぐのは禁止!」と通達されているからです。
変な野良がVCで著作権侵害の音楽を流したり、卑猥な音声を流したりして配信を妨害する可能性もあります。
過去にはストリーマーが標的にされて、アカウントをBANされてしまったという事例もあります。
配信を守るため、というのがVC禁止理由の一つです。
さらにもう一つの理由としては、ファンが野良として味方になった場合に試合中ずっと声での交流ができてしまうというのもあります。
アイドル的な売り方もしているVtuberさんです、お金を払って(スパチャ)交流をしようとするファンもいる中でVALORANTで自由に交流が出来るのは不公平になってしまいます。
さらに、VCが繋がったことでファンの人が調子に乗ってしまえば、そのファンの人が袋叩きにあってしまうなどの事件が起きる可能性だってあります。
VCを繋ぐことで起こりうる「面倒なこと」を考慮し、VCを禁止して対策をしているというわけです!
野良のVCを聞くだけならばいいんじゃないの?
VCでやり取りをするわけではなく野良の情報を聞くだけならばいいのでは?とも思います。
しかし、多くのにじさんじVtuberさんはそれすらもやっていません。
VCを聞くこともせず、完全にVCという機能自体を切っているのです。
VCの音声だけを配信に乗せないという方法もありますが、それもやっていません。
これは私達リスナーにはわからないことですが、完全にVCを使ってはいけないルールになっているのでしょう。
「聞くだけならOK」にしてしまうのもルールとしては曖昧で、良くない抜け道が出来てしまう可能性もあります。
また、設定を間違ってしまいVCが流れてしまう可能性だってあります!
それならば、最初からVCを完全に禁止した方が安全というわけでしょう。
なにかが起きてからでは遅い。大手Vtuber事務所だからこその厳しいルールなんだと思います。