というわけで今回は、30年間ずっとデブで生きてきた私が、たった1年で30キロのダイエットにいきなり成功してしまったという話です。
30年間ずっとデブ生活、最大で100キロまで太っていた
私は小学生のときにググっと一気にデブへと進化し、それ以降30年間ずっとデブでした。
20代後半のときは最大で体重が100キロまで到達していました。
デブですから常に汗だく、冬でも汗だく、座っていてもなぜか汗だく。
肌荒れも酷く、髪も汗で常に濡れているような状態ですから電車で座っても、横には誰も座ってこない・・・。
もう見た目が最悪でしたね!
服も着るサイズがなくなり、3L サイズの服を買ってきては思いっきり引っ張って伸ばしてから着ていました。
ジーンズもユニクロで一番大きいサイズがギリギリ入るレベル。
見た目もヤバけりゃ、着ている服もヤバイ!
極めつけとしては、体調管理もしっかり出来ないですから季節の変わり目には必ず風邪を引いてしまうのです。
首周りもどんどん太ってきて、呼吸も満足に出来ず、睡眠も浅くなるしイビキもうるさいし・・・。
「あぁー、なんか体に異常が出てきてあっさり死んじゃいそう」
そう感じることが多くなってきました。
こうして私は、30歳になったとこを期にダイエットに挑戦してみることにしました。
デブすぎてジョギングダイエットがまったく出来ない
まず私がダイエットで一番最初にしようとしたことは「ジョギング」でした。
しかしジョギングは開始5分で足が痛くなり、まったく走れなくなってしまうのです。
しっかり準備体操もして、ストレッチもしたのに、開始5分で足のスネ部分がどんどん痛くなってきて走れなくなるんです。
もう私の足では体重100キロを支えきれないわけですね!
このとき、ジョギング以外でまずはある程度痩せなきゃいけないなと思いました。
せめてあと10キロくらい痩せてからジョギングをしないと、足をケガして終わっちゃうと。人生が。
というか、最寄り駅まで歩くときですらちょっと足が痛くなっていたし、根本的に走って痩せようとしたのが間違いでした。
安易ですね、ダイエットといえばジョギングしか無いと思っていました。
そんなことよりも、まずは自分の私生活を見直さなきゃいけなかったんですよ!
そう「食いすぎて太った」という基本的な原因を。
私は「食べすぎ」で太ったんだと思います
デブだった時代の私は食べすぎだったという自覚はまったくありませんでした。
外食に行っても大盛りは注文しないし、まず基本的に外食に行くこともほとんど無い。
自宅では野菜と肉を炒めるだけのおかずばかり食べてはいましたが、それでもご飯はお茶碗1杯分だけでおかわりをすることはほとんどありませんでした。
でも太っていったんです。
そんな食生活でもどんどんと太っていったんです。
痩せた今になって過去の自分の食生活を振り返ってみると、明らかに食べ過ぎです。
三食しっかり食べてますね。
食べすぎっていうか、正しくは「運動もしないくせに栄養とりすぎ」というところでしょうか。
しかも、鶏肉はまるまる1つ使いますし、野菜もニンジン1本、ナス1つなど切った野菜は全部使っていました。
たまに「タンパク質取らなきゃ」と急に思って卵もよく入れていました。
基本的に肉野菜炒めしか食べませんから、調味料の加減とかありません。
鶏肉と野菜を切ってフライパンで炒め、そこに焼き肉のタレをかけて完成です。
だから、食材が多くても焼き肉のタレを多くかければ味の調整はできてしまうので、食材が多くて冷蔵庫に取っておくということもしませんでした。
なんでも炒めて全部食べちゃうので、1回の食事量はだいぶ多かったと思います。
料理をしっかりレシピ通りに作ると食事量が減った
ダイエットをするために、私は食事を改善することにしました。
そこで料理のレシピ本を見てみることに。
いろいろな料理のレシピ本を見ていくと、あることに気づきます。
「1人前 鶏肉 100g」とか、「豚肉 50g」とか書いてあるんですよね!
それまでの私は「鶏肉は1つまるごと」「豚肉は1パック全部」を一気に使っていたので、レシピ本の肉のグラム数に驚愕です。
あぁ、普通の人の一人前はこれぐらいが普通なんだ・・・と。
こうして私は一般人が1回で使用する食材の正しい量を知り、レシピ通りにご飯を作るようになりました。
確実に1回の食事量は減りました。
でも美味しいおかずが作れるようになったので、「足りない!」と思うこともありませんでした。
足りない分を改めて作るのが面倒だと、良い意味で思うようになっていました。
ちゃんとしたレシピで、ちゃんとした料理を作ると「お腹すいたしテキトーになんか作って食べるか」という雑な食事が減ります。
そうすると数日に1回ペースであった、間食のような食事を減らすことが出来ます!
レシピ通りの食生活を送るようになってから数ヶ月、運動せずとも徐々に痩せてき、体重はいつの間にか10キロほど痩せていました。
レシピ通りの食事をするだけで最終的には1年で30キロ痩せた
あとは数日に1回ペースでのジョギング(30分くらいから、徐々に時間を伸ばしていって最終的には1時間くらい)も出来るようになり、結果的に1年で30キロのダイエットに成功です!
食事が改善されることで体調も良くなりましたし、「ダイエットをがんばるぞ」というやる気も出てくるようになりました。
食事って大事ですね!
何年もずっと太っている人がダイエットを始めるとき、いきなりジョギングをすると絶対に三日坊主で終わると思います。
それはモチベーションの問題だったり、足の痛みの問題だったり。
絶対にいきなりのジョギングは続かないので、まずは食生活です!
「食わなきゃ太ることはない!」
太っているということは絶対に食べすぎ、カロリーの過剰摂取が根底にあります。
だから食事量を減らして摂取するカロリー量を少なくしましょう!
そのためにはレシピ本を見て、きっちり1人前分の料理を作るということが大事です!
こういうレシピ本を見ずに自己流で野菜炒めとかばっかり作っていると、いつの間にか食事量が多くなってしまっています。
しっかりと一般的な「1人前」をあなたの頭に叩き込みましょう!