APEXの大会ってどんな感じ?カスタムとは?ランドマークとは?普通とは違う試合展開について紹介します

 

FPSゲームの『APEX』が大人気ですね!

最近では有名YouTuberやストリーマー、Vtuberなどが出場する大会も増えてきています。

 

というわけで今回は、APEXの大会について紹介していきます。

普通にAPEXをプレイするのと大会ではいろいろと違うところがあります。

 

 

APEXの大会とは?

YouTuberやストリーマーが出場しているAPEXの大会で有名なものとしては『CRカップ』『Vtuber最協決定戦』が定期的に行われています。

その他にも一回限りのイベント大会が開催されている状況です。

 

また、プロ選手が出場する公式大会としては『ALGS(Apex Legends Global Series)』などがあります。

 

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APEXやVALORANTを快適に遊べて、なるべく低価格でゲーム環境を揃えてみました!APEXであればソロダイヤには十分に行けるゲーム環境です。

 

カジュアルってなに?

有名YouTuberやストリーマー、Vtuberが参加している大会は「カジュアル大会」と呼ばれるものです。

「カジュアル大会」とは「気軽に参加できる、公式ではない大会のこと」を言っています。

よく例えられるものとして、カジュアル大会は「運動会」や「体育祭」と言われます。

 

公式ではないお祭り的な大会を差していますが、やはり大会ですからみんな本気です。

体育祭もお遊びですけど、みんな本気でやりますよね?なんか熱入っちゃいますよね?それと同じです。

 

「カジュアル大会」とはお祭り的な意味合いが強いですけど、いざ始まればみんな本気でやる熱い試合が繰り広げられます!

 

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カスタム(スクリム)ってなに?

APEXの大会は「カスタム」と呼ばれる、特殊なマッチルームで行われます。

参加人数、試合開始時間、使用マップなどを自由に変えることが出来るのが特徴です。

このカスタムマッチを開催できる権限を持っているのは、APEXの運営から認められた一部の配信サイトやプロゲーミングチームのみです。

 

最近では大会当日の1週間ほど前から、そのカスタムを利用した練習試合が行われるので、この練習試合のことを「カスタム」または「スクリム」と呼んでいます

 

 

大会特有の試合展開とは?

APEXを普通にプレイしていると、最初のジャンプで数チームが同じ場所に降りてすぐに戦い合います。

そして、数分後には残り部隊数が12チームになっている・・・なんてことも多いでしょう。

 

 

しかし、大会ではそんなことは起きません!

部隊数がぜんぜん減りません、ちょこっとだけ撃ち合ってもノックダウンを奪うほどにはなりません!

 

ひかわ
めちゃくちゃ展開が遅いです。

 

 

なぜ大会では試合展開が遅いのかというと「みんなガチで勝ちたい」からです。

大会はチームの3人がボイスチャットを繋いで完璧に連携を取っているので、少しの連携の乱れを見せると負けにつながります。

そのため、どのチームも負けないように連携して守りをしっかり固めるため、お互いが攻めにくくなるのです。

 

 

普通にカジュアルやランクをやっていると上手い人は「キルムーブ」で敵を次々になぎ倒していきますが、大会ではそれが出来ません。

1人の個人技でキルムーブをしようものなら、連携して守る敵チームにあっさりやられてしまうでしょう。

 

ひかわ
いわゆる「漁夫」もすぐに来ますので、周囲の状況を確認せずに銃声を鳴らすとすぐに複数のチームに攻め込まれてしまいます。

 

 

このように、大会では全チームが「ボイスチャットで連携を取れる」ため、簡単に攻めていくことができません。

こういう事情があるため大会では試合展開がめちゃくちゃゆっくりになります。

そして、こういうゆっくりの試合展開に慣れているのか?が大会で勝つには必要不可欠になります!

 

普段の動画では爽快なキルシーンをアップしている有名ストリーマーでも、大会ではうまく活躍できないということも多いです。

 

逆に、3人それぞれの上手さとしては・・・な状態でも、連携をしっかり取れるとチャンピオンになることもあります。

大会では下馬評通りにはいかないドラマチックな展開がよく起きるのが楽しいのです!

 

 

「ランドマーク争い」とは?

大会本番前に行われる「カスタム練習試合(スクリム)」についてです。

このスクリムではチームの連携を高めていくことも大事ですが、一番重要なことは「ランドマークを決めること、確保すること」です

 

【ランドマーク】とは、最初のジャンプで降下する場所のことです。

マップ内では物資状況の良い場所、逆に悪い場所があります。

本番で勝つためにはもちろん良い物資がある場所に降下したいので、スクリムの段階で「私達のチームはこの場所に降りる!」という縄張り争いが行われます。

 

 

ひかわ
この縄張り争いは先に心が折れた方が負けです。

 

ランドマークがかぶって初動で戦い、そこで2~3回くらい負けたらそのランドマークは諦めて譲るというパターンが多いです。

たまに、どんなに負けてもずっと同じランドマークに居座って何日もランドマーク争いを繰り広げることもあります!

それだけ物資の良いランドマークを取るということは本番での順位に大きく関わってくるということになります。

 

 

スクリムではこのランドマーク争いがかなり激アツ展開になることが多いです!

このランドマーク争いで勝てるかどうか?で本番で勝てる確率がけっこう変わってくるので、大会はスクリムから見ていくとより楽しめます!

 

 

配信としてのメリット

一発本番の大会だとランドマークが決まっておらず、同じ場所に降りたチーム同士がぶつかり合って片方のチームが負けてしまいます。

すると、負けた側のチームの配信は雑談などで場を繋げなければいけません。

負けているのでテンションも上げられず、視聴者としてはちょっと気まずい雰囲気を見ることになってしまいます。

 

配信的な意味でも、ランドマークを決めて初動で負けてしまうのを防ぐのは重要です。

 

 

最近はくじ引き形式にする大会もある

2021年夏の『Vtuber最強決定戦』で行われた「くじ引きランドマーク」システム

これは、あらかじめ20チームがくじ引きをしてランドマークを決定してしまうというもの。

これによりランドマーク争いがなくなり、各チームが安心してカスタム練習に望めるメリットがあります。

 

過去の大会では、他の用事でカスタム練習に参加できなかったチームがランドマークを奪われるという悲劇が何度も起きていたのは事実です。

そういうのを防ぐ意味合いも「くじ引きランドマーク」システムにはあります。

 

一方で、不利なランドマークを引いてしまうと、なかなか勝てないというデメリットも生んでしまいました。

 

 

大会での暗黙のルールはある?

最後に大会での暗黙のルールについてです。

基本的にはマナー違反行為はダメです、これは暗黙のルールとかではなく一般常識としてです。

「チートを使う」「他の出場選手の配信を見て現在地を確認する(ゴースティング行為)」「死体撃ち」などはダメです。

 

 

最近の大会でよく話題になることとして「ランドマークかぶせ、初動かぶせ」があります。

これは大会本番でジャンプで降下する場所を急に変えて、他のチームがランドマークとしている場所にかぶせて降下することです。

武器などの物資が揃わない状態で戦い合うことになるので、強いチームに弱いチームが下剋上的に勝てる可能性があります。

 

この「ランドマークかぶせ」はマナー違反でもなければ、禁止もされていません!

大会本番では一発逆転で総合優勝を狙うチームは当たり前のように行う戦略の一つです!

ランドマークかぶせをされて負けたチーム側は悔しい思いをしますが、負けは負けです、正当に戦い合って負けただけです。

 

よく、その負けたチームのファンの人達が、かぶせてきた相手チームをコメントで叩いたりしますが、そういうことはしないようにしましょう。

ランドマークかぶせは正当な戦略です!