ついに、終末ツーリングのアニメ第1話が放送されました!
漫画のイメージとは違って想像以上に「今の日本」が野生化してましたね。
というわけで、漫画にどっぷりとハマって考察ブログを書いてきた私が、アニメ版の方もいろいろ考察していきます!
「お姉ちゃんの記憶?」と思われるシーン
女性が「当時の日本」でガソリンスタンドで給油するシーンは、漫画版でも存在します。
ただ、中盤くらいに登場するシーンで、こんなにいきなり出てきません。
アニメ版では「謎の女性」を漫画以上にメインに置いた構成になっているということでしょう。
このガソリンスタンドのシーンでは、当時の日本がバイオガソリンを使っていることも気になるところです。
普通のガソリンの値段が450円とめちゃくちゃに高いです。
この作品では「なぜ終末化したのか?」を示唆する伏線が大量に登場しますが、このガソリン価格もその一つ。
終末化の原因を解き明かす重要な手がかりになりそうです。
噴火の跡がある富士山
漫画版ではよくわからなかった富士山の様子でしたが、アニメ版では噴火の跡のようにはっきりと描かれています。
漫画版では「雲の影か?」くらいにしか描かれていませんでした。
で、気になってくるのが「本当に噴火したのか?」という点。
アニメ版の富士山を見ると、とんでもない噴火が起こったと予想されます。
ですが、箱根は火山灰が降り注いだ雰囲気もなく、噴火の被害が見当たりません。
終末ツーリングの世界では「兵器っぽいもの」も後々出てくるので、それによって吹き飛ばされた可能性もあります。
アニメ版と漫画版の「違い」としては、第1話で一番大きなポイントです。
今後のアニメも、背景にある景色の違いに注目していきたいですね!
「ヨーコの記憶」にお姉ちゃんが出てくる
漫画版では、記憶の中で「謎のお姉ちゃん」が出てきません。
ヨーコの記憶の中でお姉ちゃんが出てくるようになるのは、結構後のことです。
ですが、アニメ版ではいきなりお姉ちゃんが記憶の中に出てきます!
冒頭のガソリンスタンドのシーンもそうですが、序盤からバンバンお姉ちゃんが出てきます!
第1話の終盤にもお姉ちゃんが出てきます!
出てくるだけじゃなくて喋っちゃいます!
漫画版では「結局だれやねん?このお姉ちゃん!」という謎は解けずにいます。
アニメ版では核心に迫るとまではいかなくても、かなり多くの「ヒント」を提示してくれるのかもしれません。
エンドロールに「千歳」という登場人物
ヨーコ、アイリ、の主人公二人の後に「千歳」という名前がエンドロールにありました。
漫画版では「お姉ちゃん」としか呼ばれていなかった存在ですが、アニメ版にきて急に「千歳」と名前が明かされたわけです。
考察界隈では『ヨーコ=お姉ちゃんのクローン説』もありました。
そのため、「千歳」と名前が明かされたのは衝撃的であり、一つの説を立証する大きなヒントにもなりました。
お姉ちゃんはヨーコとは別人であることが確定、と。
今後の伏線となるシーン
最後に、終末化の謎を解く伏線になっていそうなシーンをダダっと!紹介します。
- お店のメニュー表
終末化の原因の一つとして「物価高騰」「インフレ化」があったと考察されています。それなのに、箱根のお店ではラーメンなど飲食メニューの値段は1000円前後で、観光地の値段としてはむしろ良心的です。
- なぜ機動戦闘車が?
機動戦闘車が補給物資を運んでいたと思われます。さらに、機動戦闘車のアナウンスから「放射線」など物騒な単語が出てきます。当時の日本が混乱していた様子が見て取れます。さたに、機動戦闘車に乗っていた乗員は死んでしまっていました。その死体を回収してもらえないほどの混乱があったと考えられます。
- アイリのレーザー攻撃
アイリはプラズマレーザーを放つことができます。発射直後は立てなくなるくらいにエネルギーを使うようです。
まとめ
というわけで、原作漫画との違いをメインに書いてみました。
アニメ本編は描写も美しく、終末感が上手く表現されていて引き込まれてしまいました。
ぜひ、アニメ版も見てほしいです!
今後もこのブログでは、「原作漫画」と「アニメ版」の両面から、終末化の理由について考察していきたいと思います!